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靴を作るのだその5 |
前回、FREEDの「アイリッシュっぽいタップ靴」がダメになって、どうしたものかと思ってたんですが、それならそれで、ふつーのアイリッシュの靴で、自分の足にぴったり合うものを探そうかと、一応Irish Dancing Magazineとかで広告載せてる靴屋さんの住所はチェックしていたのですね。 で、現地に行って地図買って調べると、そういうお店はほとんど郊外とか地方都市だったりするんですが、Fay'sというお店だけはダブリンの街の中にあるんですね(もちろん、広告を載せてないような靴屋さんは街じゅうに結構あります。わたしが知らなかっただけで)。
で、あれば。 今度は「タップっぽいアイリッシュ靴」ってのをお願いできないものか。ファイバーのヒールをタップシューズにくっつけるのではなくて、逆に普通のハードシューズからトゥピースを抜いてもらって、そこにTapsをくっつける。
この角を右へ曲がるとGreat Denmark St. グレートっていうからどんな大通りかと思ったらめっちゃ寂しい通り。人通りもほとんどなし。 この緑色のペンキのお店がFay's Dancing Shoesダブリン店。これは夕方撮ったんでシャッター閉まってますけど、わたしがたどり着いたのは昼の12時近く。
ドアを入ると、いかにも工房、という雰囲気。 万力やらドリルみたいのやら、奥の方でも各種電動工具が動いている音が聞こえる。 やせ形の若いお兄ちゃんがひとり。「靴を注文したいんだけど」と言うと、奥からゴツいオジさんが出てきた。 「靴を1足お願いしたいんです。で、それを日本に送ることできます?」 「オッケー。何の靴?」 「ハードシューズを」 「え?」 「ハードシューズです」 「?」 「ジグシューズとも言うみたいですが」 「ああ、Jig Shoesね。サイズは?」 「え?」 「サイズ」 「えーっと、たしか8か8 1/2くらいだと」 「オッケー。8のやつ持ってくるよ」 このひと(名前は聞かなかったけど)、やったら「OK!」連発するんですよね。大丈夫かなあ。
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