ビデオ・CD:The Riverdance Orchestra(2)
アイリッシュ・ハーモニカの第一人者ブレンダン・パワーは、1998年12月までリフィー・カンパニーに在籍してました。
リヴァーダンスの名曲の数々を、彼のハーモニカが縦横無尽に歌います。アレンジがシンプルな分、音楽の良さが引き立っていて、こちらの方が好きという人もいます。Des Moore、Jim Higgins、Georgi Petrov、Brian O'Brian、Ken Edge など、バック陣は Riverdance Orchestra で固めています。そんじょそこらの<お手軽カヴァー・アルバム>には太刀打ちできない充実した内容です。ただし、ヴォーカルはなし。
彼女を忘れてはいけませんね。 1999年には2度も来日し、各地で熱狂的な旋風を巻き起こしたアイリーン・アイヴァースの超話題盤です。
NY公演ビデオで青いフィドルを弾きまくっていた、「もう一人の主役」の待望の新作は、スティーヴ・ガッドやアル・ディ・メオラ等のゲストミュージシャンの豪華さが話題になっていますが、Riverdance マニアとしては絶対に見逃せないゲストが、実は参加しているのです。なんとクレジットに Colin Dunne、Tarik Winston、Maria Pages の名前があるじゃないですか! Colin とTarik はタップ音、Maria はさらにカスタネットも叩き、まさにあのビデオの再現なのです。迷わず「買い」の一枚ですね。
主要ダンサーが出てくる映像で、Riverdance 以外のビデオで見られるものは、たぶん以下に挙げるものの他にもあると思います。本国でのテレビ番組まで加えたらさらに増えるでしょう。でもまあ、日本で比較的入手しやすいものとなるとせいぜいこのくらいかな?と思われるものをまとめてみました。大半はこのサイトのどこかですでに言及ずみのものなので、特に目新しい情報ではないです。
ひとつだけ言えるのは、これは特に日本のメーカーから出ているビデオに関してですけど、「いつまでも あると思うな 邦版ビデオ」。とにかく見つけたら即手に入れることが原則であります。輸入物の場合でも、ある日突然入手不可能になる場合もありますので、気になるブツは早めに手配しましょうね。
あ、いや、若旦那が踊ってるシーンはありません。インタビューでちょっと顔を出す程度でして。でも貴重でしょ(^_^;)?
説明不要。一家に一本。
チーフテンズのライブに1曲だけゲストで踊るんですが、いやもうジーン様ったら、若いですぅ。
この映画のオーディションの時、彼女は「歌えます」って大見得切ったそうですねえ。本番になってやっぱだめだ、ってことになったらしいんですが、ううむ、ちょっと聴いてみたかった気もする…。ダンスシーンはさすが。
カルロス・サウラ監督のいわゆる「フラメンコ3部作」全作品に出ているという説もあるんですけど、ワタクシの見る限りこの映画にしか出てないんじゃない?もちろん群舞扱いではありますが、うら若きマリア姐さんのアップばっちりで、よいです。(→ DVD)
ま、マリア・パヘスなら、同じくサウラ監督作品のこれを押さえておけば大丈夫でしょう。マリア姐さんのシルエットが美しく映える、絶品の高品位映像であります。(→ DVD)
モイセーエフ・バレエはダブリン公演版の頃の出演者ですね。彼らの映像は何度も邦版ビデオ/LDが出てますが、いちばん最近の商品はおそらくこれでしょう。旧ソビエト連邦や旧共産圏の民族舞踊だけでなく、スパニッシュやジプシー・ダンスもやっていて、まさに「東のリヴァーダンス」の趣であります。あ、もちろん、キャリアはこっちの方がずーっと古いですが。
March/2000▼△とんがりやま▽▲