ビデオ・CD:The Chieftains "AN IRISH EVENING"
1991年の夏、ベルファストで行われたChieftainsのライブの模様を収めたビデオです。あまりに有名なChieftainsですので持ってる人も多いでしょうね。Air的に注目なのは、若かりし日の(Riverdanceの3年前!)Jean Butler姫のお姿を見られる、というところでしょう。
メドレー2曲目のReelのラスト1分前くらいでJeanさま登場。
コンペの映像でよく見る例の疑似伝統衣装、Jean姫、短めにくるくるカールした赤毛が可愛らしい。メイクか素肌かわからないけどほっぺたが紅潮してて、かーわいい。
やったらフロントクリックの多い振りで、白い靴下のおとなしい印象とは正反対に動きがダイナミック。ソフトシューズで空中浮遊してるほうがきれいなのに・・・。
スタンバイするJean姫のお姿がちらっと移ります。ちょっとトクした気分。
Jean姫ふたたびJig Shoesでのおでまし。2分24秒の曲中踊りっぱなしなんですが、あれだけ丈が長くて、重そうな衣装をつけてても、バックのヒールクリックが正確に決まるってのはすごいことなのではないかと。
衣装といえば、話はズレますけど、なんかのメディアで、「Riverdanceは伝統芸術でもなんでもない。みんなダマされるな」みたいな論調の文章を読んだことがあります。別にそんなのほとんどの人はわかってて、それとは関係なく作品を評価してるんだと思うんですが、その文章の中に「Riverdanceの衣装は伝統衣装にくらべて何センチだか短い、みんなJean Butlerのふとももに惹かれてあの舞台を観にいってるんだ」というような表現があったのを思い出しました。どこだったかな。
まあそういう面もなくはないんでしょうけど、Riverdanceで男性ダンサーがキルトをはかず、女性ダンサーのスカートが短くなったのはやっぱり「より身軽に動けるように」を追求した結果だと思うんですがね。
ラスト、舞台奥からJean姫が登場し、ちょこっとごあいさつ。