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続・靴を作るのだ(2) |
続・靴を作るのだ
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いきなり話はズレますが。 タップシューズでアイリッシュステップの練習をしているひと、 ヒール部分が革の積層でできているシューズの場合、ヒールクリックをガシガシやっていると、そのうちこんな悲惨な状況になってしまいますのでご注意を。 96年秋購入のシューズが無惨な姿に。 普通タップダンスでは、ヒールチップ(tap)に対して垂直方向にしか力がかからないので、どんなに力を入れてステップを踏んだとしても、この積層に対して何の負担にもならないわけです。 縦なら大丈夫。 ところが、アイリッシュにおけるクリックでは、チップに対して横方向に力がかかりますよね。だもんで、革を接着している部分がだんだん弱くなってきて、しまいにゃはがれてしまうと。 横がつらい。 恵比寿&下高井戸クラスで私と直接会える人に関しては、「どうせ買うならまとめて買って送料分節約しようぜキャンペーン(^_^)v」としてAntonio Pacelli(わからん人は「続・買うのだ」シリーズを読むように)の紹介してますが、ヘタすると日本国内でタップシューズ買うより安く手に入ったりしますので、これからアイリッシュに力入れて練習しようという人はやっぱり、Jig Shoes(ハードシューズ)1足買っておいた方がいいと思いますよ。 で、その後のFay's(改)の話。 99年暮れにかけて、何の問題もなくいい気分で使ってたんですけど、ある日高田馬場モダミカ(いつもお世話になってます)で練習していたとき、「ゴリッ」という妙な感触がしたと思ったらヒールの音がおかしい。 足をひっくり返してみると、ヒールのチップを固定しているネジがはずれてチップがグラグラになっている。 もともと、この硬質塩ビ(だと思う)のプレート、革みたいな弾力というか、食いつきがないので、もともとヤバそうな雰囲気はあったんですけど、やっぱりでした。 で、こういう素材の場合、接着剤やらなんやらでくっつけても、また同じ所からはがれてくるんですよね。 ネジはずれる →瞬間接着剤でくっつける(ネジ穴に流す) →またはがれる →G17ボンドでチップ全体をびっちりくっつける (音は悪くなる) →しばらく安定するけどやっぱりはがれる →はがれた隙間に瞬間接着剤を流し込む →でもすぐはがれる。 で、こんな感じ。 ズレてはがれて。 欠けて抜けて。 こいつぁなんとかしないと。 (つづく。) Irish Stepsトップへ |
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