Beyond:moriy洋行1999(コーク編)
「これ、ダブリンから汽車で3時間のコークを流れるLee川」
「これが」
「そう。Lee CompanyのLee川。夕方になると橋の下に魚がうじゃうじゃ浮かんできてな」
「ホントだ。・・・Lagan川は行かなかったんですか」
「ああ、そこはまた今度ね」
「?」
「バス停で寝てた犬。特に意味はない。つぎ行こう」
「バスってどっか行ったんですか?」
「コークでFeisがあるという話を聞いてな、見に行こうと思ってたのね」
「はあ」
「土曜の夕方コークについてすぐ、インフォーメーションに行って場所とか聞いたら、『そんなの知らない』って」
「・・・(^_^;)」
「なんか親切な人でいろいろ問い合わせてくれてさ、『バスで1時間北上して、さらにそこから5マイル東に行け』って」
「5マイル・・・」
「もうほとんど州の境なのかな。車もってりゃ行くんだろうけど、正確な地図もなくてさ。タクシーで行けるかどうかも不安だし」
「うーん・・・」
「結局そっちには行かずに翌日はキンセールに行ってみた。そこでもバス1本間違えて危うく帰れなくなるところだったが」
「・・・まあよくご無事で」
「これコークのとある楽器屋さんね。・・・この壁に画鋲で貼ってある緑の吹き口のホイッスル、真ん中で折れてるでしょ、っていうか、取り外し式になってるでしょ」
「はい」
『Lord of the Dance』の『Hell's Kitchen』でLittle Spiritがもってたの、これじゃないかな?」
「あー、なるほど」
「本屋さんにこんな端末置いてあるところがあってね。10分1ポンドでWebサーフィンできるんだわ」
「高いですね」
「でもとりあえず試しで使ってみた。これで英語ページ見るとこんな感じ。ここから7/25の夕方掲示板に書き込みしたんだ」
「と、いうわけでとりあえずおしまい」
「ビデオ・・・」
「わかってるっての。3ヶ月くらい前に買ったCDも聴いてない状態で身動きがとれん。時間をくれ。・・・このままじゃただのコレクターになりそうだ」