第一印象 「ハリウッド映画と違うなぁ。」 言っちゃ悪いが、ストーリーも穴だらけのような気が・・・。

実話をもとにしてるんですよね。 アメリカの戦争映画なら、オープニングにもっと、状況がわかりやすいような画面構成をすると思うんですけど。
(例えば、誰が誰を撃墜したとか。 暗くてわかりにくかった) パラシュートで降り立った後、残された兵士の遺体はどうしたんでしょうか。

・・・それは置いといて。 個人的な意見として、マイルスを 「子供みたいでかわいい」 とは言えないですね。 特にバイクで乗馬を邪魔したところは「大人気がない」 だけだと。 逆に、ルドルフの方が彼女に対して好意を持っているにもかかわらず、それを伝えて無い不器用な感じが「かわいい」 かもな。 ここにも、御国柄の違いが出ていると言えますかね。

で、マティがなぜ、マイルスごときに惚れたのか。 馬を助けてくれたり、犬を避けて怪我をしたり、本当は心の優しい人なのでしょう。でも、戦争で敵方を憎む余り、過剰な行動を取ってしまう。 おそらく、その辺を 「燐れんだ」 結果ですね。 「同情が愛情に変わった」とみるべきかな。 それほど不思議な感じはしなかったです。 最終的には、ルドルフと結婚するようですしね。

因みに、あの位の傷は縫いません。((笑) 国や時代の違いはあるでしょうが。)傷の長さはあったけど、深さはないし。 出血も、だらだら流れ出ていた訳でもないですから。 出ていた血液も、あの色なら大丈夫。((笑)・・・作り物にケチつけてます。) その後、ルドルフとケンカしたときにはすでに治っていたし(笑)

とにかく、水で良く洗うことでしょう。 その際、細かい砂利等が入っていることも考えられるので、きつめにゴシゴシこすって、更に出血を促すこともあります。(看護婦である母に、よくやられています) 第一、傷の手当をするのに、どうして怪我を負った場所と反対側に座ったんだ?

・・・ここまで真面目に討論するような内容ではないかもしれませんが、とりあえず、私的見解なので、反論をお待ちしています。

それにしても、ダンスシーンは圧巻でした! 上映時間の割に結構長かったですよね!(もう少し上映時間を増やして、話のかたをきっちりつけてほしかった気がするし。)友人共々、感激しました!(泣)

見事な芸術ですよ! どうしたら、あのようにステップが踏めるのでしょうか。 皆さん戦時中とはいえ、唯一の娯楽として、お上手だったのですかね。

「まあ、当時はあんなスタイルはなかったんじゃないかと思うんですけどね。・・・ふむ、そうか。縫わないのか。応急処置の勉強にもなるってところがすごいだろ、このサイトは」

「はあ・・・」

「・・・ところで、俗語辞典かなんかない？」

「え？」

（「縫わなきゃいけない」ってもしかして別の解釈ができるとか・・・まさかね）