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靴を買うのだ(その2)

靴を買うのだ

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通販について


 

 

・・・さて、Rutherford Productsのカタログを見て、適当にあたりをつけてから、「いいハードシューズないですか? またそれを日本に送ってもらうことはできますか? できるなら見積もり送ってください。サイズはこれこれです」というメールを送ってみました。するとその日のうちに返信が。

「やあMori! 問い合わせありがとう。うちじゃ靴はアイリッシュサイズで売ってるんだ。下に値段とサイズを書いておくから、チェックしてくれよな!」

  (気さくなアメリカ人想像図)

この後もずっとそうなんですが、この相手(FRANCIS G WHITEさん)はおそろしく返信が早いです。内容は至極簡潔。商売メールのお手本ですね。

たとえば、送料、保険料を含めた見積もり総額を尋ねた時のこんな文面。

Hi Mori!
Am checking the total, will contact shortly.
Tx
Fran
Rutherford Products

これだけ。「おせん泣かすな馬肥やせ」みたいでしょ。たまに5行目が「RP」と略されたりして、なにがなんだか。

たぶんこの人ひとりで大量のメールを処理してるんだと思うんですよ。そのすべてに素早いレスを返すんですから、表現は簡潔にならざるを得ませんわね。

アイリッシュサイズって何じゃい、と思いながら、普段はいているリーボックのUSサイズとUKサイズを両方書いて送ったら、UKサイズのほうでレスを返してきました。ふーん。そうだったのか。

その後のやりとり。

「Jig Shoes(Rutherfordでのハードシューズの呼び方。別にJigしか踊れないわけではない)は111ドル。配送はどこにする? US PostとかUPSとか、いろいろあるけど・・・」

別にどこでも大丈夫だと思いますよ。

「オフィスでTinaと調べたんだけど、US Postが20ドルでいちばん安いんだ」

じゃ、それでお願いします。(ところで、Tinaって・・・?)

「サイズはわかったけど、できれば靴下をはいた状態で、足のかたちをトレースしてFAXしてくれないか? ダブルチェックになるから。あと、最初はカーペットの上で履くように。よごさない限りは交換に応じるし」

へーい。ただ、私ファックス持ってないんで、エアメールで送ります。

前回ファックスか郵便の方がいいよと言ったのは、セキュリティとかそういうことではなく、このサイズのチェックのためです。「交換に応じるし」ったって、アメリカまでわざわざ送り返すの、面倒ですもん。

「年末が近いんで、遅れるかもしれない。3から4週間かかるかな」

ということは年明けか(12月のはじめ頃のメールです)。ま、気長に待ちましょ。

「PS. 日本じゃどんな感じだい? 日本にスクールがあるなんて知らなかったよ」

ないんですってば。なんかいい教則ビデオとかあったら紹介してください。

「Colin Dunneの、Irish FeetだかGreen Feetだかいうのはどうだい? 送料込み20ドルで送るよ」

それ、"Celtic Feet"じゃないですか? もしそうなら、もう持ってるんですけど・・・。

「あ、ごめん、名前間違えた」

はあ・・・・・・。

 

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