ゴールデンウィークをどう乗り切るか。5/1、2といちおう中休みが入るので、その日出勤する人に頼んでエサだけやってもらうという手は、ある。とはいえ約10日間、水換えもせず放っておいて大丈夫なものか。
エビアンのペットボトルにへっぽこ１号を入れて首から提げて、ゴールデンウィーク中一緒に連れて歩くという手も、ある。　・・・なかなか、おしゃれ。 しかし、ペットボトルの口から出られないくらい、井伏鱒二的に大きく育ってしまったらどうしよう？　

結局、エサだけ頼んでそのまま放っておいて5月の8日。朝７時くらいに出勤すると・・・。

まだ、生きてる。しかもさらに大きくなってる。少なくとも１回脱皮したみたいだけど、抜け殻が水の中でグズグズに崩れてしまってるので正確な回数はわからない。

ひっくり返ってバタバタしてるので、息が苦しいのかと思ったけど、どうやら水面にエサが浮遊していないか探しているらしい。

ずいぶん汚れてきたので、お水の交換など。その間へっぽこ君には紙コップの中で過ごしていただきましょう。

・・・「帰ってきたウルトラマン」のツインテールに似ているという指摘も。

なんとなく憂鬱な午後、ひとり窓の外を見ている。

なんかこう、体を構成するパーツのひとつひとつが目に見えるようになってきて、なんか恐ろしく精密な機械みたい。動いてるのが不思議に思えてくる。

なんかこう、隅っこに突進してやたらとジェットモグラみたいに掘りすすもうという動きを見せる。土の中の有機物を掘り返すイメージなのかしらん？

上からのぞいてみる・・・ホント古代的デザイン。

水槽の底に映る自分がニヤッと嗤う・・・。