RD2008:6/15夜:Amazing TOKYO!

これは書かずにいられない、東京最終日のレポートです。
June. 15 2008
posted by moriy

今夜の赤坂はすごかった。絶妙なかけ声と力強い手拍子、盛り上がる観客にエキサイトするダンサーたち。こんな一体感のある舞台が作れるのかと、今夜集まった東京のリバーダンスファン全員に拍手を送りたい。

・・・幕が下りて5分以上たっても、終演のアナウンスが何度繰り返されても、終わらないスタンディングオベーション。今夜の赤坂ACTは伝説になったのかも。

そこはかとない期待

開演40分くらい前に到着。会場入り口付近に常連の面々がいたので、そのまま立ち話。先日のイベントで会った方などが声を掛けてくれたりして、ありがたいですな。

周りを見ていると、グッズのTシャツを着ている人がちらほら。と、いうことは何度か目に観に来ている人たちが多そう。と、いうことは客席のノリもいいのではないかと。

席はF列20番。かなり近い。ダブリンで観た感覚に近いかも。

Reel around the Sun。すぐTokikoさんとMairead Harukaちゃんに目がいきます。Tokikoさん髪が伸びてきましたね。

今日の男性プリンシパルはJason Oremusさん。登場とともに会場から大拍手。おお、やっぱりいい感じに盛り上がりそう。

Reel...の後半の群舞ではTokikoさんがいなくなっていました。ああ、きっとCountess Cathleenに出るんだろうな・・・などと思いながら1曲終了。階段から退場する演出に、ああ、狭いんだなこのステージ、とあらためて気づいて。

The Hearts Cry〜Countess Cathleen

おっと、Tokikoさんシンガーで登場だ。シンガーに当たる照明が暗いから顔がわかりにくいですけれどね。

Siobhan Mansonさん、朗らかな感じの人ですね。登場からずっと白い歯をみせて笑顔。JeanさまにしてもJoanneさんにしてもEileen姫にしても、歴代の女性プリンシパルはきりっとした顔立ちの、強い女性のイメージだったんですが、Siobhanさんはチャーミング過ぎるかな。

と、最初は思っていたんですが、いやいや、Siobhanさんいいですよ。どこがいいかというと、肩がいい。この方、ターンの時すこし肩越しに顔を残すんですよ。そのときの表情がかなり萌えます。

あと、CathleenとかRiverdanceとか、途中ではけるとき、少し肩をすくめるような動作をするんですが、それもまた萌えポイントだったりして。

あと、脚もきれいですし、American Wakeとかでもすげーヒールアップしてますし。

・・・なんか観るポイントがズレてますか?

がんばれJasonさん

Riverdanceでも客席大盛り上がり。いいですよ。ただちょっとJasonさん疲れてる感じ。こういうときこそ客席が盛り上げねば。

第2幕のAmerican Wakeのしょっぱな8小節はHarukaちゃん。いきなり会場ごと手拍子。ホント今日は客席が熱いです。

Trading Tapsもいいですね。タッパーの二人もいつもより激しく動いてる感じ。負けるなJasonさん!

幸せな違和感。

American Wakeみたいな群舞の曲とか、インストの曲とかを聴いて(観て)いてる時に、ああ、あの人この間ダブリナーズにいたなあ、なんてことに気づくわけです。

Tシャツ姿で飲んだくれてたあの人が、いまステージで衣装を着けてかっこよく踊っていたり、演奏していたりする。なんか不思議。そういう感覚を持てることが、なんか幸せ。

奇跡のエンディング

ずーっと盛り上がったままHeartland〜Finaleへ。Harukaちゃんはドラマーで登場。Tokikoさんはシンガーで。なので、FinaleではHarukaちゃんは登場せず、Tokikoさんは早めに退場。あら、残念。

いつものように『Riverdance』のメロディで大団円を迎え、いつものように大拍手。当然のようにスタンディングオベーションが始まり、プリンシパルが最後に退場して、幕が下りる。

が、いつもとは違い、客席の熱が下がらない。キャストの再登場を求めて止まらない拍手。ふつう、アンコールの拍手のリズムって途中で早くなったり遅くなったりするものですけれど、今回はずっと乱れずに続きましたね。

アナウンスをかき消して続く歓声に、5分ほどたった頃、幕がふたたび開きました。そこにはHeartlandでの革ジャケットを脱いだJasonさん一人。会場中からの拍手を一人でうけてはにかむJasonさん。舞台下手から笑いながら、そんなJasonさんの写真を撮る他のキャストたち。

最後の最後、おどけてマイケル的な決めポーズをとるJasonさんに、舞台袖と客席から笑い声が上がって、ふたたび幕が下りました。


帰り道、カンニング竹山さんがラジオの企画でチャリティーオークションをやっている脇を歩いていくと、ホテルに戻るTokikoさんとMairead Harukaちゃん姉妹とバッタリ。(かるくハグなんかしちゃったりして(^_^)。)UTFC、UHFCからの花束を二つずつ持ってました。

「今夜のお客さんはamazingだったわ! ・・・いや、あの、いつもお客さんはamazingなんだけど、今夜はもっとその・・・もう、鳥肌が立っちゃって」TokikoさんもHarukaちゃんもすっごく喜んでました。「ホント離れたくないよね、トーキョー」

ここまで言わせた東京のお客さんがすごいと思う。

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