RD2005:11/20夜:
今回の公演が始まる前は帰る時間のこともあり、マチネだけでいいかと思っていたのですが、仙台でマイケルさん&デボラさんを見ることができなかったので最後どうしても2人のリードが見たく、ソワレも見ることにしました。マチネが終わり、ダッシュで当日券の所に向かいましたが既に7、8人ほどの列が出来ていました。それでも1F13列目25番(真ん中)という、とてもいい席をゲット出来ました。(S席はかなりあったようです。)
会場に入り、まずプリンシパルを確認。マイケルさん&デボラさんでホッと一安心です。開演時間が刻々と近づいてきて、5分前のブザーがなると、待ってましたとばかりに拍手が起こりました。(これは間違えちゃったのかもしれませんが。)それぐらい期待が大きいのかなと、なんだかうれしくなりました。
そしてショーが始まりました。マイケルさん、いつも以上に気合入ってる感じです。始まる前の会場の拍手が良かったのかな、とさえ思いました。また、「Reel Around the Sun」の決めのポーズの時には笑顔も見えました。
デボラさんも相変わらず美しかったです。ザラさんもシボーンさんも良かったですが、特に「The Countess Catheleen」ではやっぱりデボラさんが一番合ってるような気がします。
「American Wake」では、男性が、スカートをヒラヒラさせる女性の真似をしたりして、出演者たちが楽しんでいる気分をこちらもちょっと味わえたような気になれました。
また、「Heal Thier Hearts」ではリチャードさんが、私が今まで聞いてきた中で一番声を伸ばして歌ってくれました。(最後の♪ Heal Thier Hearts♪のハ〜ツの部分です。)本当にすばらしかったです。
「Trading Taps」では、久々にコーリーさんのメインを見ることが出来ました。最後だからか、ソワレの時のケリーさん同様、結構長くやってくれました。一つ一つの技がすごかったです。それとは逆に、マイケルさんはいつも割とあっさりに終らせてしまうように感じます。ジョーさんよりも短いんじゃないでしょうか。でも、相変わらずステージ袖に隠れてしまいそうなほど、端から端へ動き回ってました。また、この回はマイケルさん・ジョーさん・リアムさんのプリンシパル3人でした。
「Slip into Spling」や「Slow Air」もすばらしくて、聴いていてとても心地よかったです。ニーヴさんとデリックさんの掛け合いをもっと聴いていたかったです。ニーヴさんの、笑顔でフィドルを弾く姿が見ているこちらまで楽しくさせてくれます。ただ、もうちょっと観客の手拍子があればなお良かったです。いくら自分が手拍子をしていても、隣から周りへ、とはなかなかいかないものですね。
また、今回の公演で、私はデリックさんのドラム&パーカッションがかなり気になりました。ひっきりなしに楽器を換え、時にはカスタネットを叩きながら手の甲でシンバルを叩く、なんてこともしていて、聴くだけでなく見るのも楽しめました。
そして、とうとう「Heartland」に。ソロの部分ではマイケルさん、いつになく力入ってるようでした。クルクル回った後のステップも気のせいか長めです。そして決めの時に「ハーッ!」と雄叫びを。そんなマイケルさんを見られるとは。私はそれだけでスタンディングオベーションしてしまったようなものです。
最後もすばらしいステージを見れて、名古屋まで行った甲斐がありました。
今回のツアーは規模もそうですし、メンバーも今までとはかなり変わり、初めこそガッカリしてしまう部分もあったのですが、何度も見ていると小さいなりの良さを(とはいっても、大人数でのステージもまた見たいです。)今度日本に来てくれるのはいつなんですかね。
また、Takaさんの晴れ舞台を拝見することができ、本当に感動しました。これからもますますのご活躍を期待します。