RD2003:11/22夜:SUNDANCE、輝き戻る!

Nov. 27, 2003
posted by トントン

今回、仙台に牛タンを食べに来たついで(笑)に、RDを2回だけ見ることになりました。本当は、この日のマチネが見たかったのですが、貸切ということでどうしようもなく、泣く泣く土曜の夜公演と日曜の昼公演の2回と相成りました。それにしても仙台は寒かった!

さて、この日はセゾンの優待で取った1F CのL列20番台。真ん中よりも左よりの席でした。会場が小ぢんまりしているので、この席でもまずまずなのですが、後ろから2列目です。オーケストラ側ということもあって、タップの音は結構きつかったですね、音が負けてしまって。ま、しょうがないんですけどね。また、列間の段差がそれほど大きくないので、前の方の頭がちょっと気になりますね。舞台も実際にかなり小さい印象で、後ろのスクリーンもちょっと小さめでした。でも、RDoBのガーシュインシアターを想い起こさせるような、舞台を見るにはちょうど良いサイズのホールで、とても気に入りました。この大きさなら東京から見に行く甲斐があったと思います。因みに会場では、関西からいらした「奇特な方」(笑)こと、とんがりやまさんとお会いしました。

この回は、予想通り、Joanneさん/Conorさんペアでの舞台でした。
また、この回は東京初日と同じくスモークが全くありませんでしたねー。どうしたことでしょう?

「Reel・・・」では、おお、Susanはセンターですね。
掲示板で、仙台も結構盛り上がると聞いていたのですが、確かに噂どおりでございました。「Reel・・・」でConorさんが登場するシーンでは、会場から大きな拍手!
Conorさんもがんばって踊っていましたが、でもちょっと空回りしているのか、後ろの左右5人のダンサーとちょっとタイミングが最後までずれちゃてましたねー。ちょっと残念。。。。。
しかし、それ以上に残念だったのが、女性Soloistでした。寒さのせいかわかりませんが、「The Heart's Cry」では大阪に戻ったかのような出来。声の伸びがまったく無く、「うーーん」という感じでしたが、「Cloudsong」では、音までも合ってなく、「うーーーーん」と言う感じでした。東京では良くなっていたのに・・・。
やっぱり、1999年にいらしたKay Lynchさんが抜けてからは、女性SingerはLiffeyの弱点だよなー、とまたしても一人思ってしまいました。

この回、「Countess・・・」ではロシアンダンサーは2人しかいらっしゃいませんでした。おかげで、リフトは無し。Hardshoeのパートでも、相手が二人ということで、向かって左側の一人を蹴散らしてから、一人分の時間をJoanneさんのソロに割いて、続いて向かって右側の一人を蹴散らす、というはじめて見るパターンでした。なるほどー、いろいろ考えてやっていますねー。

「Thunderstorm」はやはりステージが狭いのか、ダンサーは左右に4人ずつ。ここのConorさんは、兄貴チックで○でした。

この日、前半でとてもよかったのは「Shivna」と「Firedance」。特にYolandaさんは出色でした。ずーっとオーケストラとアイコンタクトしながら笑みを浮かべて踊っていて、こんな楽しそうなYolandaさんを見たのは初めてでしたし、ダンスにも「気」が入っていました。後日、とんがりやまさんに「Yolandaさんは仙台で終了」と伺いましたが、それを知らなくても、この回はとてもすばらしく感じました。

後半の「Wake」の最初のソロはRoisin Cahalanさんでした。この辺、客席から手拍子も入っていましたねー。

この回の後半のメインイベントはなんと言っても「Trading Taps」! 東京では本領を発揮することのなかったWalter Sundance Freemanがやっと魅せてくれました。やっぱり「Tappersは今回2人しかいないのだから、二人がそれぞれみせてくれないと」と、ずーっと思っていたのですが、「そうそう! TTはやはりこうでないとね!!」っていう感じで、とても楽しめました。これだけで仙台まで見に行った甲斐があったというものです。

が、しかし、その分かどうかは知りませんが、「Russian Dervish」は残念ながらカット。うーーーーむ、なんで? 前に確か男性二人バージョンも見たことがあるんだけど、出来なかったのかなー??? ハッキリ言ってものすごく残念でした。
「Macedonian Morning」から「Heartbeat of the World」への進行にも、違和感アリアリだったし・・・。

うーむ、ただでさえ後半短くなっているのに、これで一演目欠けるとなんだかなー、と思っている間にも、そんな感慨(?)と関係なくステージは進んで、あっという間に「Heartland」です。あれ、もう終わりですか・・・・。
「Finale」では、さっきは本領発揮と思った、Walterさんの姿は見えずで、ちょっとまた心配になってしまいました。その代わり、ちゃんと「Dervish」はあったりして・・・。でも、お客さんはこの演目を今日は見てない訳で、手拍子とかも最初ほとんどなかったのがちょっと気の毒だったりしました。(でもそれはそうですよね。いきなりFinaleだけ出てきてもわからないですもんね。)

この回の客席側は、熱気というのとはちょっと違って、なんていうのかな、「暖かさ」にあふれた感じでした。なので、スタンディングはともかく、最後また、手拍子が続くとは思ってもみませんでした。でも、この日の手拍子は報われましたよー。最後にLeadのお二人が出てきてくれたのです! これは凄いですよね! 東京でもなかったですから。
「Dervish」は残念でしたが、これだけでも経験できて良かったと思い、会場を後にし、牛タンを食べにいったのでした。

レポートお待ちしてます
あなたも自分の視点で書いてみませんか?