この日は私は会社だったのですが、3/6の時点でコーヒーを飲める事が分かっており、休憩時間中は混むと思ったので席に着く前に休憩所に向かいました。
今日は１＋２とかいう商品名の粉ミルク入りコーヒーでした。

さてお腹も膨れた所で席へ。
今日は11列。おおお、なんとオケの目の前ではないですか！
楽器が良く見える〜。

今日は配役の発表がありました。
3/6と同じくブランダンさんとジョアンさんのペア、それにマリア・パヘスさん♪正規のフルラインアップですね。

しかしこの席は本当に凄い、演奏者の表情まで本当に良く見えます。ホイッスルも間近で見れて感動。

ダンサーが出てきたら再度感激。本当に表情の一つ一つまでよく見えます。遠くで見てる時はにこりともしない雰囲気だったのですが、ダンサー達も思ったより笑ってる。やっぱりこんなダンス、踊ってる方も勿論とても楽しいでしょうね。見てる方がこんなにぞくぞくくるんだから踊ってる方が感動してなきゃ嘘ですよね。
(そうでもない？)
前の人の頭が邪魔でちょっと足元は見えない事もあったんですが表情の一つ一つ見えるし、何より見えた時の足の動きが....！ な、なんじゃあの動きは！凄い.......！！(唖然呆然)

ブランダンがキメる度にふら〜っ。メロメロ......がく。ブランダンといえば「雷雨」。もう地面が揺れるほどの大迫力。しかし「雷雨」のブランダンは本当にセクシーで格好良い！！(いや別のが格好良くないと言っている訳ではないんですが)
リバーダンスの時の白いフリフリブラウスやラメの入ったパンツとかよりこのシンプルな服が尚更このダンスの格好良さを引き立ててます。

それとジョアンさん、3/6のレポートでも書きましたが本当に早い！間近で観ると尚そのスピードが分かります。余裕綽々で優雅なのに舞台狭しと本当に風のように舞っている。
このスピード感もまたアイリッシュステップなんですねぇ。

でもやっぱりマリア姐さまでしょうか。
3/6のレポートで散々書いてるので今更なんですが、もう気圧されるような圧倒感。他のダンスが比べ物にならないほど近くで見た時の迫力が凄い。フラメンコって大きなホールで見るものではないのかもしれません。

す、っと視線を流すだけで舞台全部の空気が流れる。かぶりを上げるだけで緊張感が走る。嵐のような激しいタップ。事切れるような静寂。やっぱりこういうのを見てしまうとプリンシパルの迫力不足は否めない。踊りのタイプが違うから仕様がないのでしょうが、器の大きさみたいなものがまるで違ってしまうんですよね。ちょっと感動して泣きそうでした。
ただブランダンはN.Y公演のコリンよりは全然良かったです。

そういえばこの日「タップの競演」良かったです。3/6の時、最初3人で踊る所がちょっとバラけたな〜と思ったんですが3/9はバッチリでした。アドリブにも磨きが掛かって(笑)
とうとうウォルターさんが3本締めを！さらっとでしたけどね。

今回は席が近かった事もあり休憩時間にオケピットへ。どうしてもバゥロンを間近で見てみたかったのです。

が乗り出してよく見ようとすると「台には手を触れないで下さい」、写真を撮ろうとすると「写真はご遠慮下さい」いいじゃんかケチ〜〜^^;
バゥロンは幾つか大きさがありました。ビーターも何種類もある。どうやって叩くんだろう？ああ叩いてみたい！！

ただ、今回実は周りが気になりました。
舞台が近いから多分ダンサーからも演奏者からもバッチリ見えてたと思うんです。が、ノリが非常に悪いんですよね...

どうして？皆楽しくないの？という感じ。
客のノリが悪いと舞台の人もノれないじゃないですか。私は意識して手拍子も声もかけるようにしてたんですが、(特に隣の人が)にこりともしない。演奏後の拍手さえ殆どしない。
インストゥルメンタルの曲でもオケの方なんて見もしない。

確かに「静かに聴きたい」人にとっては私って多分とても煩い迷惑な客だったとは思うんですが、そういう舞台でもないと思うんですよね...。(行くとこ行けば私だって静かにしますよー)
余りにも周りの反応が悪すぎて逆に気になってしまいました。でも、やっぱり迷惑をおかけした方が居たらごめんなさい。m(__)m

そんな事も気にしつつもHEARDLANDの歌。を聴いたら「ああ、もう終わってしまうんだ！」と急に凄く寂しくなってしまいました。

う〜ん、でもやっぱり千秋楽でスタンディングオベーションであの終わりはかなり不満。どうして？ホールの都合なのでしょうか？
N,Y公演の時はあんなに何度もカーテンコールしてくれたのに。

終わった次の日とか脱力してしまって、自分が今まで如何にこの二日間を楽しみにしてきていたのか痛感しました。あ〜がっくり。ちょっと大阪公演まで行きたくなってしまいました。
やっぱり3回チケット取れば良かったです。かなりこれは後悔しました。

来年、また来てくれるといいですね。