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Riverdance2003記者会見 |
行けなかった人すいません、8/18のRiverdanceプロモーション来日記者会見、ワタクシも急遽おじゃまさせていただいてきました。(レポート書いたから許しておくんなまし) 夕方の18時開場とのことで少し早めに芝の増上寺に到着。本殿の真ん前、というか会談を利用して会場設営がされており、すでに10人くらいの人が受付に並んでいました。 聞くところでは昼間からリハーサルが行われていたらしく、なんとなく参拝に来た人も遠目に見ることができたはずで、どうせならその時間から取り巻いていても面白かったかなと。 入場すると受付で公演パンフとチラシを渡されます。見るとユニバーサルミュージックから『リバーダンス+2』(通常のThe Show盤にブロードウェイ盤の『I will set you free』『Endless Journey』を追加したもの)というCDと、ジュネーブ版ビデオのDVDが9/21に発売、とのこと。ついでにこの2つを合わせて割引価格にしたスペシャルエディションなんてのも出るとか。 写真ではわからないかもしれませんけど、ステージは本殿と同じ高さに作られ、ひとつ踊り場をおいて、そのまた下の踊り場に客席が設営されていました。ほんとうは図の踊り場部分にステージを作る予定だったのが、設営時の天候の問題で(雨が続いていたんです)、本殿よりの場所に変更したとか。客席はまず報道関係者用100席、その後ろに一般用200席。葵の御紋と「増上寺」の名前が刻まれた折りたたみ椅子に座らせていただきます。 18:30頃から周囲がだんだん暗くなってきて、客席照明が点灯。そのころPAのスピーカーから流れていたBGMはなぜか『カルメン』。 18:59頃、千葉県北西部を震源とする地震。一瞬どよめく会場。周りを見回すと一般席はほぼ満席。 19:05頃、TFMの『ポップスベスト10』の中田美香さんが司会で登場。表が黒・裏地が赤の和服。簡単なRiverdanceの紹介の後、さっそくデモンストレーションの開始。まずはミュージシャン4人(フィドル・イリアンパイプス・アコーディオン・バウロン)が舞台奥に並んで・・・。 1. Riverdance Cloudsongの部分はなく、Joanneさんのコウモリマントでの登場から始まってました。タップ音の違和感がちょっと強かったかなあと。もしかしたらカラオケの音が拡散して聞こえにくいとか、そういうことがあったのかもしれません。 2. Caoineadh Cu Chulainn (lament) イリアンパイプスのDeclan Mastersonさんがステージの端、階段の最上段に腰掛けての演奏。寺の柱が赤くライトアップされました。 3. Thunderstorm 男性6名+プリンシパルの編成。これは思いっきり生音強調、というかほとんど生音だけで聞かせてました。文句なくかっこいいっす。 4. Slow Air フィドルソロ〜バウロンとの掛け合いへ。バウロンのJonny Nortonさん(のはず)が大音量で踊り場まで降りてきてくれたんですがまた上っていってしまいました。 5. Reverdance International(Homecoming) えー、男女プリンシパルがそれぞれ上下から出てくるところから、男性ソロ、Troupeの登場からフィナーレの部分です。 で、ここで書いてしまうのもどうかとは思うんですが、男性ソロで、パーカッションと掛け合いながらタップが加速していく部分、しかもキメの部分で、今日の男性アンダースタディのMarty Dowdsさんがピタッ!と止まった後、約1秒、というか、約2カウントもしくは約1小節、スピーカーからむなしくタップ音が流れ続ける・・・というアクシデントが起こってしまいました。 つまりはキメのタイミングをMartyさんが間違えて、すっかり足パクがバレバレになってしまい、キメに合わせて歓声を上げようと待ちかまえていた客席が一気に冷え込んでしまったという。 本殿という高いところでのパフォーマンス(客をあれだけ見下ろす舞台というのも珍しいに違いない)であったことや、音響の問題などいろいろあったとは思うので、あんまりMartyさんを責めても・・・という感想であります。その後のMartyさんのなんとなく痛々しかったこと・・・。あ、彼の名誉のため言っておくと、Thunderstormではものすごく格好良かったんですよ、ホント。 デモンストレーションの後、シニアエグゼクティブプロデューサーのJulian Erskineさんへのインタビュー続いてデモを終えたプリンシパル2人の登場。 中田さんの質問は「寺の境内でのパフォーマンスの感想は?」「日本文化との混合は新しい影響をRiverdanceに与えるのでは?」というようなもの。プリンシパル2人は自己紹介程度でさらっと終わってしまいました。 続いて各社記者との質疑応答。 TFMのMorning Freewayからは「なぜ『River』danceなのか」「どのようにしてダンサーになるのか」といった質問が。 Japan Timesからは「現在のダンサーはすべてアイルランド系(Irish descent)なのか」という質問が出て、Julianさんからは「何らかの形でみんなアイルランド人を祖先に持っている」という答え。 こういった質疑応答中、すべて英語の内容は通訳の方が日本語にしてくださるんですが、通訳用のマイクというのがなくて、Joanneさんが自分のマイクを渡して、ケーブルをさばく、という動作をその都度してらっしゃいました。風も強かったし、あまり気持ちのいい環境でのインタビューではなかったかも。 続いてシティ情報福岡から「前回までの来日公演と今回とどこが変わっているのか」というAir読者的には非常にいい質問が。 これは「マイナーな変更はあるが、基本的には同じ」だそうです。私たちからしたらプリンシパルの変更もけっこうな違いですけどね。 最後に週刊文春さんが「日本人の男性がカンパニーに参加されているようだが」とTakaさんを示唆していると思われる質問が出て、Julianさん&Joanneさんたち大困惑。 「いやだからそれは・・・」と説明してあげたい気分になりつつも、「現在は日本人はいない。以前はTokikoさんという日系ダンサーはいたが、純粋な日本人のダンサーは現在でも所属していない。しかし将来的にはそういう人が出てきて欲しいと考えている」という答えが。TakaさんはSpacial Olympicへの参加でしたものね。(あ、このネタその後のフォローしてなかった) その後、パフォーマー全員並んでの写真撮影のあと解散でした。 (03.8.18公開) Irish Stepsトップへ |
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