エアに続くホーンパイプは特徴のあるメロディーですね。
この曲は "(The) De'il Amang The Tailors"
という曲で,似た曲も多いです。知られたダンス曲ですが,メジャーなミュージシャンの録音は寡聞にして知りません。おそらくアイルランド・ルーツだとは思いますが,スコットランドの古いフィールド・レコーディングのものでも聴いたことがあります。
最後のエンディングから右手をサッと上げるしぐさまでは(どこまでもカッコつけたがるマイケル君!)コントのオチ(ちゃっちゃかちゃのーちゃっちゃ)みたいなもんでしょう。
そうそう、曲の終わりに、右手(つまり下手のバンドのほう)に、「終わり!」って感じでピッと手をあげるんですわ。
続いて2通目。
●ダブリン長尺版,マイケル君のフルート・ソロの曲の続報です。
出だしのエアはまだ不明ですが,後半のダンス・チューンは<"(The)
De'il Amang The Tailors"と"Mason's Apron"のセット>でほぼ正しいようです。
"Mason's Apron"は超有名なフィドル曲なので,ウカツな事は言えないなぁ,と思ってましたが,(手元にあるのはチーフテンズ,マット・モロイのフルート),「Boys
Of The Loch の『Far From Home』というアルバムのカホル・マッコンネルのフルートとそっくりのパートがある。」と教えてくれた人がありました。その人曰く「4パートの内半分はこれ。」
もともとこの2曲は似ていてパートが混ぜこぜになったヴァージョンもあり"Mason's
Apron"の題名で演奏されていることも多いみたいですね。これだからトラッドは面白いんだ。(苦笑)
もしかすると,マイケル君は"Mason's Apron"一曲のつもりで吹いてるかもしれません。こればっかりは本人に聞いてみないと,わからないかも。
実は,リヴァーダンス大阪公演のモーリン・ファヒさんのフィドル・ソロでジグに続いて演奏されたのが"Mason's
Apron"なんですよ。