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「出川・大澄・多香美の爆笑!ロンドン超体験〜世界2000万人皆感動ロード・オブ・ザ・ダンス〜」 (01/08/26)





ここがポイント

とゆーわけで、期待のLOTD特番の話。掲示板ではご覧になった方のトホホな気分の書き込みが続きましたが、いちおう記録として残しておきます。(時間表示はだいたいの目安です)



内容の概要


0'00
オープニング。番組内容をブラウズする細かいカットの連続。土日の昼番組によくある「満漢全席に挑戦!」とか「パリでグルメ対決!」みたいな旅行&買い物&グルメバラエティの雰囲気。

服部潤さんのナレーション。「ニッポンのバラエティで、いやショービジネスで鍛えられた彼らの芸がいま試されようとしている!」

1'30
ANAのジェット機の離陸風景。ちなみに番組の提供は大塚製薬。 ロンドンの2階建てオープン観光バスの上にいる出川「ヤバいよ」哲朗さん、大澄「ラバーダンス」賢也さん、吉本「パパはハヤタ隊員」多香美さんの3人。ロンドン3回目で、かつ自称「中川三郎の一番弟子」という(時代が違いすぎますって(^_^;))出川さんが、ロンドンははじめてという大澄さんと吉本さんを案内し、エンターテインメントの世界に招待しよう、といった設定。


3'00
コベント・ガーデンでの大道芸。ジャグリングの名手にいじられたり、超絶クギ山男(でっかい剣山みたいなのに寝ころんで、上に人を乗せる)に挑戦。出川さんお約束のいじめられキャラですなあ。

7'30
CMの前に『Lord of the Dance』の宣伝。この後もCM前には毎回同じ宣伝が入ります。画面はLOTDビデオのマイケルさま映像をバックに各チケット会社の連絡先がずらっと並ぶ形。

「ロード・オブ・ザ・ダンス! ・・・全世界で200万人以上が見た驚異のダンスミュージカル! ・・・アイリッシュダンスをルーツに、フラメンコやバレエ、ジャズダンスなど、様々な要素を取り入れたまったく新しいダンスミュージカル!」

・・・って、番組タイトルじゃ「2000万人」っていってるじゃん!
(このツッコミトントンさん感謝です)

この数字もよくわからなくて、単純に観客動員数ののべ数なのか、ビデオやTV放映の観客も含むのか(だとしたら少なくないか?)何なんですかね? ちなみに『リバーダンス』のオフィシャルで公表しているのべ観客数は2001年8月下旬時点で約1260万人。


9'30
アビーロードで写真を撮ったり、フィル・コリンズ(ジェネシスの、ではない誰か)邸を訪ねたり、マライア・キャリー・・・が、よく来るらしいマンダリンオリエンタルホテルのVIPルームで午後のお茶を楽しんだり。個人的にはこういうバカバカしさは好きなんですが。


18'00
「Dublin Castle」というパブ兼ライブハウスへ。お、店の名前からなんとなくそういう方向に行くのかなあ・・・と思ったら、ステージには出川さんがマッチョな男性2人を従えて現れ、セクシーな薄毛ヅラ、つけヒゲ、つけ胸毛(なんとなくダチョウ倶楽部の上島さんとキャラかぶってる感じが)でQUEENの『We are the Champions』を熱唱。どよめく場内。


22'00
バーの屋外テーブルにて。大澄さんがいきなりLOTDの話題を。「イギリスにはねえ、アイリッシュダンスっていう、ロード・オブ・ザ・ダンスってのがあるんだよね」(なんのこっちゃ)「挑戦してみたいんだよね」と。
すると出川さん「やっぱ目の付け所が違うね」と、ボーンマスまでツアーを追いかけることに。


25'00
リゾート地ボーンマスの海で遊ぶシーンのあと(オジさま向けサービス水着ショットね)、3人は公演会場B.I.Cでのリハーサルを見学。

「5, 6, 7, 8・・・」とカウントを出す女性。字幕に「振り付け師 DUFFY MARIE」・・・うむ。「MARIE DUFFY」のほうが良いのではないの? (オフィシャルサイトの「Shows」 - 「Lord of the Dance」 - 「team」での正式表記は「Marie Duffy Messenger」さん)


26'40
MARIEさんに紹介され、ステージに上がる3人。 まずはフィナーレの銃声リバース音の部分、
step(L)〜shuffle(R)〜hop(L)〜step(R)〜step(L)〜(右に体を倒し、右手をマイムの人形振りのように差し出しながら)ball(R)〜heel(R)〜balldrop(R)〜「one, two」〜一瞬Lockしたあと右足をslideさせながら戻す
というやつ。大澄さん「one, two, slap!」って、ちょっと違うような。

続いて以前パパイヤ鈴木さんも挑戦したルーティン。

irish*4〜step〜shuffle〜hop〜toe〜heel〜step〜shuffle〜hop〜toe〜heel〜〜irish
これを左右リバースして
step〜shuffle〜hop〜toe〜heel〜step〜shuffle〜hop〜toe〜heel〜irish
これを左右リバースして
irish*4〜step (L)〜shuffle(R)〜hop (L)〜toe(R)〜hop (L)〜shuffle(R)〜step(R)〜stamp(L)〜stamp(R)


これは文句なくパパイヤさんのほうがうまかったと思う。(オンエアしか見てないのでどれだけ練習してたか知りませんけどね)

最後に大澄さんがピルエット・・・で、いいのかな? ぐるぐる回って見せて拍手。


34'00
3人は正装してあらためてB.I.Cへ。大澄さんの手にはパンフレット。吉本さんかなり胸元強調したドレス。


35'00
いよいよ開演、なんですけれど。おい、これ、LOTDビデオの映像まんまじゃん!

その後もビデオからの映像が続き、ときたま席にいる3人の斜め下からの映像(つまりステージらしきものは一切映らない)がはさまる。「おお」とか「うわあ」とかいうんだけど、ビデオの映像と画の質感が全然違うでないの。会場の大きさも構造もまるで違うし。うわー、安っぽい!

権利関係や何かでB.I.C公演は映せない、っていうのは考えられる話なんですけれども、これじゃまるでMichael Flatley本人がB.I.Cで踊ってた(さらにいえば日本にも来る)ようにテレビの視聴者に誤解されてしまうのではないか? まあ、フツーの人はMichael Flatleyなんて認識してないだろう、といわれりゃそれまでですが、誠実さという点でなんか一言欲しかったなあ。いかにも使い捨て番組って感じで残念。


40'00
終演後(かな?)の楽屋で5人のダンサーにインタビュー。上半身使わないとバランス取りづらくないですか?とか、何歳からはじめたんですか?とか。なんでダンサーの名前を出してくれないかなあ(出さない契約、という可能性もあるかな?)。

あんまり自信ないですけど、おそらく画面右からDamien O'Kaneさん(Lord of the Dance)と、Denis McAuleyさん??(Dark Lord)、そしてBernadette Flynnさん(Saorise - Irish Colleen)、Sarah Clarkeさん(Saorise - Irish Colleen)、Kelly Hendryさん(Morrighan - Temptress)ではないかと。

このへんのページ見ながらの推測です。みなさんのフォローお待ちしてます。 http://www.geocities.com/SiliconValley/Park/5439/T1page1.html

45'00
なつかしの『セイシュンの食卓』風に踊りながら登場する3人。来日メンバーに手巻き寿司・太巻きをごちそうしよう、という趣向。吉本さん指揮のもと、3人が現地調達の材料で寿司作り。やりながら出川さんが「この番組ADさんがいないんで」出演者が全部自分でやらなきゃいけない、と。さもありなん、というか、お金のかけ方違うんじゃないの、というか、そんなことバラしてどうするの・・・。


47'30
先ほどのダンサー陣5人がふたたび登場。寿司をつまむも「・・・・」。なんかみんな無理してるなあという雰囲気。Dark Lord役の彼(Denisさん?)がどうしても飲み込めずに難儀してました。寿司アレルギーというか、日本アレルギーにならなければいいんですが・・・。


うーむ。予算や取材範囲の制約の中で、フツーの人に見てもらえる番組にするのが目的なんでしょうから、いろんなエサ(ナイトスポットだの水着だの)を詰め込まなきゃいけなかったんでしょうし、ほうっておいてもチケットを買うであろうファン向けに作ってないのもわかるんですが、それにしても、ねえ、という感じでしたね。

8/31時点で東京のチケットはまだ余裕あるみたいですが、特番効果はどんなもんだったんでしょう?



放映日時
TBS:2001年8月26日・15:30〜16:24

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