ビデオ・CD:Riverdance - Live from Geneva
いままでビデオでは見られなかった『Shivna』や『Morning in Macedonia』、『Ri Ra』などが見られる(聴ける)! 2001年時点でのライブがほぼ一回分丸ごとはいってますので、2000年来日の感動よふたたび!という感じで、しかも当時よりいいアングルで(人によるでしょうけど)見られます。
内容的には、衣装や照明がNY当時とは大きく変わってより派手になってます。ダンスも演奏もカメラワークも同様です。
今回ヨーロッパでのPAL版で手に入れました(Tackyさん感謝!)。
2003年来日を前に、NTSCがフツーに手にはいるようになってます。
演目リストは以下の通り。
1. | Reel Around the Sun |
---|---|
2. | The Heart's Cry |
3. | The Countess Cathleen |
4. | Caoineadh Chu Chulainn(Lament) |
5. | Thunderstorm |
6. | Shivna |
7. | Firedance |
8. | Slip into Spring - The Harvest |
9. | Riverdance |
10. | American Wake |
11. | Harbour of the New World |
(i) Heal Their Hearts - Freedom | |
(ii) Trading Taps | |
(iii) Morning in Macedonia / The Russian Dervish | |
(iv) Andalcia | |
(v) Ri Ra | |
12. | Slow Air / The Tunes |
13. | Home and The Heartland |
14. | Heartland |
15. | Finale / Riverdance International |
ほぼまるまる一回分のステージです。(02.2.20注:入っていないのは『Heartbeat of the World』。トントンさんご指摘感謝です! NYC版を観ましょう。)
以下、時間表示はだいたいの目安です。
開演前の会場。『Riverdance』のSlip jig部分の曲が流れる中、暗転。幕が上がる。
冒頭のSlow Air、『Corona』。ロウホイッスルの奏者Declan Mastersonさんの顔がアップになるんですけれども、どこか特定の方向を見てるんですよ。誰かいるのかしらん?
スモークの中女性ダンサー陣が位置につきます。
女性陣ストレートヘアの方が増えました、というかほとんど全員ですね。
ステージは割と広め。
そしてBreandanさん登場!
貫禄充分。ビシビシとキメてきます。
シャツは白だと思うんですけど、オレンジの照明の中、金色に輝いてます!
ソロの後、Breandanさんと16人のダンサーでフィニッシュ。キメたあと、ふたたびロウホイッスルのフレーズのなか退場のところ、照明が舞台奥からあたって、長いシルエットと一緒にダンサーが去ってゆく。この辺照明ずいぶん変わってますね。
Singersの登場であります。ボーカルのヘッドセットマイクがアップだと目立ちますね。ソロはColette Kidneyさん。Singerも衣装がずいぶん凝ったものになりましたね。Broadwayの影響なんかもあるのかな?
女性の陣鮮やかなピンク色の衣装に黒のストッキング。昔は地味だったなあ・・・とあらためて思ったりして。
Joanneさん登場。細かい刺繍がいっぱいついた青紫の衣装、来日のときもこんな豪華だったんでしょうか。遠くからだったんで全然記憶に残ってませんけど。
Joanneさんモスクワバレエ男性陣に囲まれたとき、彼らの手の上に乗って、上に放り投げられたりしてます。こんなアクロバット前からありましたっけ? キメはフロントクリックでなぎ倒す方式です。
おなじみの泣かせるイリアンパイプス、なんですけど、冒頭のCoronaと同じく、Declanさんがどこか特定の方向を見つめたりするんで見てるこちらの気が散ります。しかも片耳にヘッドホンみたいなものがついているもので、ニュースキャスターみたいに何か指示とか出てるのかとか思って・・・。目を伏せて自分の音の世界に没入してくれればいいのに。
板付き(定位置についた状態)で始まって、いったんみんな顔だけ横を向いて、喊声とともにくるっと前を向き、階段を下り始める。こういうタイミングの合わせ方だったんですね。衣装は黒の長袖です。全身黒。ブランダンさんだけ半袖で、革(!)。
初のビデオ収録、Shivnaであります。これ大好きなんですよ。生だと一方向からしか見えませんけど(いや、何度も観た人はそうではないとおっしゃるでしょうが)、カメラのアングルが切り替わって、おお、こういう動きだったのかと感心しきり。
わたし生ではMaria姐さんのしか見てないんで、これが初Yolandaさんであります。写真で見ていて、なんとなく線の細いような印象だったんですけど、この方もけっこういい体格してますねえ。踊りがそう感じさせるんでしょうか。
お、ソロのダンス部分、カメラが360度ぐるーっとまわって、あ、この部分だけ別撮りだ!
ソロに続いてYolandaさん対男性アイリッシュ陣6人のシーン、照明も赤vs青。
Mairinさんであります。エレキフィドルのブランドはZETA、なんてことまでわかるのもビデオならでは。
なんか全体的にテンポ上がってる感じもしますが、正確なところはまた後で。
お、パーカッションvsフィドル対決の部分、mairinさん横歩きしてるのに足が見えない! ・・・といって、あんなの見たがるの私だけか!?
Singersの人たちの衣装は青一色。
ソロのColetteさん、個人的にはもうちょっと気高く歌って欲しいなと。ミュージカルでセリフを歌うときみたいな、ちょっと説明的な歌い方なんですよね・・・。
Joanneさん緑の、よく写真でも見るあの衣装。髪の毛の色とよく合ってきれいです。Breandanさんは黒の地に上半身は緑のラメ入り、下半身は銀のラメ入り。これも写真でよく見ます。
みんな跳ぶ跳ぶ!アングルもちょっと下から撮っている感じ。
ボロ服の衣装、踊るのに邪魔にならず、なおかつ足を上げたときにきれいに纏う素材探したりとか、いろいろ工夫してるんでしょうね。
Michael Samuelsさんのソロ。ここはあんまり変わった印象ないんですが・・・。
タップ3人vsアイリッシュ3人です。足のアップが多くて見応えありますね。Breandanさんのフロントクリック顔を蹴りそう!
Breandanさんが空中3回バタフライでキメて、エキサイトしたタップ組のWalter "sundance" Freemanさんが一人で突っ走って、他のメンバーに「何やってんだおまえ」みたいな顔されて、気を取り直してつま先ターンやバク転で沸かせる、という、2000年公演を観た方にはおなじみの構成。
これも初めてビデオ収録ですよね。どことなく尺八っぽく感じられなくもないホイッスルとサックス・・・かな、クラリネットかな。
タップで盛り上がった後で気が抜けるかと思いきや、眠くならないんですよね。不思議とこの曲は。
手拍子がなかなか合わないことで有名なこの曲(^_^;)。しかしすごいなこの人たちは。まあ回ること回ること。
ここでもライブではない別撮りカメラが。ローアングルめの迫力画像をご覧ください。
黒の衣装でYolandaさん登場。足元のアップが多いんですが、たまにマイクのラインか?という線が見えます。Yolandaさんも生で見たいな。
ここのアイリッシュ女性陣のスカートがいいんですよね。キュッと腰のあたりを指で引き上げただけで、すそがふわっとひるがえってかっこいいわけですよ。
ロシア女性陣の、派手な上に薄い黒、という衣装がまたいい。地味かなーっと思うと、くるっと回った瞬間、下の派手な生地が見える、というなかなか江戸的なおしゃれね。
Mairinさんが満月を背にソロのAir。これも初収録ですよね。
フィドルソロにバウロンが加わってJohnny Nortonさんのバウロンのソロ。自在に音程を変えるワザに大きな拍手。そしてまたMairinさんとNortonさん、バンド、そして客席の手拍子によるReel。大きく盛り上がって、そろそろエンディングが近づいてきます。
ソロのColetteさんはずっと正面向いて歌ってるんですけど、そのほかのSingerの人たちの体の向きが面白い。ソロの間はそのソロの人を見ていて(つまり舞台正面中央を向いている)、コーラスの部分に入ると一斉にさっと体の向きを客席に向ける。(この書き方で伝わるかな?)
Breandanさん革ジャケに革パンツ、Joanneさん薄い黒の下に赤着てますね。他のダンサーもみんな男は黒、女は赤と黒。シンプルなんですけど、よく見るとなんか物足りないかも。
後半アカペラでダンサーが階段を下りてくるところ、ダンサーの中から喚声が聞こえます。そういえばそんな感じでしたね。
ロシアチームの衣装がいいです。女性の髪のリボンがかわいい。Joanneさん今度は金ラメです。首に金色、頭に金のティアラ。
なんか衣装のことばかり書いてますけど、照明やその他演出もいっぱい発見があると思いますので、気づいたら書き足します。