Spirit of the Dance 2003 in 宮崎

 2000年の来日とは演目や演出もだいぶ変わったようですね。どうせなら日本中回ってくれても良かったのに・・・。
Apr. 8, 2003
posted by mimipata

行って来ました、SOTD。4月5日(土)19時30分開演に。
私は、ダンスのことにはあまり詳しくないので、今回は感じたことを書かせていただきます。

開演、20分前に会場に到着。
なにか、グッズやプログラムがないかなぁ、と思い探しましたが、あいにく何もありませんでした。ちょっと、残念。会場に入る前に、今日の公演と出演者、内容(?)を書いた、パンフをもらいました。
コンベンションセンターで行われたので、まず、会場が普通のホールとは違います。はっきり言って、ホテルの広い宴会場のようなものです。床は、絨毯だし、天井にはシャンデリア。そこに、舞台を作ってあるのですが、こじんまりと、小さめのステージのように感じました。
そのかわり、ステージにはとても近く、私は4列目でしたが、出演者の表情も、汗もすべてが、バッチリと見えました。お客様の入りもよくって、満員とまではいかなくても、結構大入りだったと思います。さて、待ちかまえていると、ナレーションが始まりました。

[Act One]
  1. Spirit of the Dance Overture
    Spirit's Wakening
    Celtic Celebration
  2. Strings
  3. Duet
  4. Celtic Tapestry
  5. Highland Fling
  6. Strings
  7. Flamenco Fiesta
  8. Accaoella
  9. Ultimate Showdown

もう、なんといいましょうか。はじめっからすごい迫力で、引き込まれてしまいました。ものすごい、「躍動感」というのでしょうか、感じました。ただ、タップの音(?)は、あれって音響のひとつなのでしょうか。口パクならぬ、足パクのように聞こえてしまったんですよね。
でも、始まってすぐから、会場のどこからともなく、手拍子が始まり、周りを見ても結構多くの人たちが、手拍子をしていました。そう、手拍子をしていない時間のほうが短いかも...。
それでも、気がつけば、あっという間に第1幕が終わっていました。で、気がつけば、手拍子のしすぎ(?)で、手は赤くなっていて痛いし、なんか震えてるし、汗までかいてました。

さて、休憩時間ですが、みなさん、手拍子で興奮したのか、飲み物コーナーに殺到されていました。だって、会場のなかが、熱気でものすごく、暑かったんですもの。はっきり言って、手拍子をしては、パンフであおいで、また手拍子をして、というのの繰り返しでした。

で、休憩時間に聞こえてきた話を少し。
「きたえられた足って、きれいよね」
「なんか、背中もきれいねぇ」
「すわってるより、立って見たいよね」
これは、私も思いました。オールスタンディングのほうが、もっと盛り上がるかも。なんか、こう、見ていて自然と体が動いてくるんです。それが、今回、みなさん手拍子にでていたようで。

そうこうしているうちに、いよいよ第2幕です。
今度は、上着も脱いで(?)、手拍子に備えてスタンバイしましたわ。ハイ。

[Act Two]
  1. Tempest
  2. Coming Home
  3. Waltz Viennese
  4. Classique-la-Festivale
  5. A Dancers Tale
  6. Hoe Down
  7. Spirit of the Dance Megamix
  8. Fantasia
  9. Fosse Follies
  10. Applause
  11. Finale

第2幕になっても、息つく暇もなく、また手拍子の嵐。あまりの熱気におされたのか、途中から冷房が入ってました。
また、途中で、フィドルの方が宙づり(!?)になって、演奏されていました。これには、観客のみなさんがびっくり。一気に、ヒートアップです。しかも、宙づりなった時に、男の方が足を持って、振り子のように振ってました。だ、大丈夫なのかっっ!!いやもう、興奮しました。
もう、最後まで、ものすごい興奮で、ものすごい盛り上がりでした。きっと、出演者の人の本当に楽しんで踊っている、という雰囲気が伝わってきたのだと思います。スタンディングだったら、きっと皆さん、踊りだしていたことでしょう。

最後の出演者の挨拶(?)が終わった後、アンコールが一度ありました。(そう、今回もありました。「モウ、イッカイ」コール。)観客はもっとアンコールを求めたのですが、アンコールは一度だけ。でも、そのかわり(?)か、出演者によりサインと握手会がありました。ラッキー。
グッズなどがなかったので、ちょっとガッカリしていたのですが、これで帳消しです。しっかりと並んで、2人からサインをもらいました。もちろん、握手もしてもらいました。本当に、あっという間の2時間弱でした。

moriyさんが、おっしゃっていた「SOTDは家庭料理」という表現がよく当てはまるなぁ、と思いました。確かに、色々な種類のダンスをすべてのダンサーがやっているので、ちょっと、物足りなさを感じる場面も。でも、様々なものを楽しむことができるので、これはこれでよいのでは、と思います。あ、ただ、フラメンコにはちょっと不満。なんせ、リバーダンスでマリアさんのフラメンコを(ビデオでしたが)みてしまったので。ついでに、昨年、日本で行われた公演もみてしまったので。

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