2000年7月27日（木）
「リバーダンス」ダブリン　ダブリンポイントデポ

　飛行機が大嫌いで　滅多に海外旅行などいかない私が　１月にロード・オブ・ザ・ダンスをみて以来　あっという間にその魅力にとりつかれ　ダンスだけじゃなく　アイルランドの本を読んだり　音楽を聴いたりして　あっという間に　アイルランド旅行を決めてしまいました。６月のＳＯＴＤオフ会で　リバーダンスの凱旋公演が７〜８月にダブリンであることを教えてもらい　このAirのBBSで　チケットの取り方を教えてもらった。そして　本当にアイルランドに行ってしまいました。へんてこなものになってしまうと思いますが　レポートさせていただきます。

　この私の旅行には　二日間だけ半日の日本語ガイドの方がついて下さいました。アイルランド在住２５年になる　しのぶさん　という方です。この方がなんかいろいろとやってらっしゃる方で　本業は大学の企画（？）などをやっているらしいのですが　最近は日本からの観光客も増えてきたのでガイド　そして　マスコミなどの対応もしてるとのこと。リバーダンスがらみのお仕事もかなりなさってるようでした。関西のマスコミご一行を　ダブリンでのＲＤショーにお連れしたり　ネスカフェの仕事では　食事会にかまやつひろしがきてた　とかも言ってました。リバーダンス関連のアイルランド紹介番組の撮影にもいろいろ立ち会ってるようでしたし　とにかく　いろいろな名前が出てきてました。（すごい！感激）

　それから　しのぶさんは　なんと　ブレンダン・ジョアン・マリアさまたちとも　食事をされたそうです。その時の会話を少し聞かせて頂きました。ブレンダンさんは　とにかく　ワインをよく飲むそうです。しのぶさんが　「明日　ショーなのに大丈夫？」とたずねたら　「ショーは夜だからへいきへいき」とガバガバ飲んでいたそうです。ワインが大好きらしいです。

　ジョアンさんは　あまり食べない人のようでした。「ダンサーさんは　すごく食べるって聞いたことがありますけど（Airでよんだ）どうですか？」と聞いたら　しのぶさん曰く　ジョアンはすずめの涙だった　とのことでした。

　少し話しがずれますが　私は今回ＲＤをみるのは全くの初めてだとしのぶさんに話したところ　「ＲＤはなんといっても音楽が素晴らしい。特にパーカッションをしているNoelがまた素晴らしい！！是非彼の演奏をみて」と言われたのですが　なんと　そのNoelさん！ジョアンさんの恋人だそうです。しのぶさんが　ジョアンさんに「Noelの演奏はとっても素晴らしい　彼はいいわよね〜」と言ったところ　ジョアンさん「そうよ　でも彼は私のものよ！」と　応えたとか。実際　ＲＤのショーをみて　二人みつめあってました。というか　ジョアンさんがNoelさんにしょっちゅう　流し目を送るんです。気のせいか　ジョアンさんが　踊るときって　Noelさんもはりきって演奏してるって感じに見えちゃいました。（日本でもみてみよおっと！）あっ　ちなみに　ブレンダン３１歳彼女なしだそうです。

　マリアさんは　写真やショーでみるより　間近でみるととても華奢だそうです。「ダブリンのお店でお買いものをしてたら　店員の女の子がちらちらみるの　マリアさまですよねって尋ねられて　そうよってこたえたら　すごく小さいって言われたのよ　よく言われるの」と　言っていたそうです。確かに　他のアイリッシュダンサーに比べると　ちょっと大柄なイメージがあるのですが　そうじゃないんですね。あと　マリアさんの旦那さまは　映画監督で　５歳になるパンチョくんという子供もいるそうです。（なんか　おもしろかわいい名前ですよねパンチョくん）。マリアさんに関しては　日本のツアーに来てもらえるよう交渉中だとかなんとか。（来てくれるといいですね！）

　てな感じで　ＲＤ！！ダブリン・ポイントシアター（ダブリン・デポート）は　中心部からかなり離れてる（ように感じた）港にありました。きっと昔は倉庫だったんじゃないかな〜？と思わせるような　煉瓦づくりの体育館のような建物。ＬＯＴＤのビデオでみてステージは　すごく大きいに違いないと思ってたのですが　そうでもなかった。もちろん客席も。私の席は　１２列目の左端。ステージの左にリバーダンスオーケストラがいたので　端の方でしたけど少し得した気分でした。お客さんの入りは満員でした。年齢層は高めだと思いました。しのぶさんが若い人はそれほど観にいかないと言ってたとおり　中高年層に人気があるようです。日本人または　東洋人は全くみかけませんでした。なので私とっても視線を感じたような気がしました。隣の席のアイルランド人に「楽しんでるかい？僕の名前はリャン」と言って　握手を求められたり　おトイレでも　日本に行ったことのあるというおばさまに「東松山に住んでたのよお。」と話しかけてもらったりして感激しました。

　日本と違う！って思ったのは　写真とってることです。もちろん　バシャバシャ誰もがというわけではないのですが　すごかったです。私も！！っと　一瞬カメラを出しそうになったのですが　それはやめました。ぐっと我慢しました。　それから　盛り上がり。私はＬＯＴＤのビデオのイメージがあったので　アイルランド人とともに　盛り上がるぞ〜って意気込んでたのですが　おとなしかったです。（ちょっと拍子抜け）日本と同じくらいか　そこまで行かないかもってところでした。やっぱり中高年が多いからでしょうか？　それからポイントシアターの舞台裏にはパブがあって出演者の方達　打ち上げのようなものをしてるそうなんです。（まざってみたい）なので　日本で公演があった時にも舞台の裏にいって直接花束でも持ってけばいいとか言われたのですが　そんなの無理ですよね〜？そんなお気軽に入っていけるわけないですよね〜？と一人思う・・・。

　とにかく　アイルランドでアイルランド人とともに　ＲＤをみることができてとっても嬉しかったのと同時に　ほんとに　Airのみなさまやいろんなことに感謝したい気持ちでいっぱいでした。