RD海外公演:2009年Bournemouth公演
Bournemouth公演2009年2月14日
今回、英国旅行をRiverdance Bornemouth公演を軸に組み立てました。 南海岸のリゾート地で、バレンタインの土曜日、快晴、老若男女にあふれて14:30会場も満員でした。
それにしても、名古屋で11,000円、BournemouthではTicketmaster手数料込み£44=6,000円足らずの約半額です。たまたま円高£安の恩恵を受けました、感謝。
友人は毎年9日間、会社を休んでNewyorkに、観光もせず、ミュージカル観劇三昧の日々を送ってますが、意味がわかってきました。
本場Londonでも娘が留学先から安航空券(1ユーロ)を使い、マンマミーアやレミゼラブル、シェイクスピアなどを観劇してました。
なんでも米語よりは英語のほうが聞き取りやすいそうです。
Bournemouth International Centre徒歩3分のLampeterHotel£40まで、LondonWaterloo駅より£40Bournemouth駅からTaxiで£8は、陽気気な運転手さんが幹線道路でなくBournemouthCentre目抜き通りを観光案内も兼ねて説明してくれました。
私は「鉄」でもあり、列車やバスは苦になりませんが、移動費用はばかになりません、次回は旅行者用に自由チケットでまた英国を巡りたい。
さて会場ですが、Bournemouth一番のホールで2000人近く入ると思います。
入り口ではグッズ売り場があり、つい買い込んでしましました。
ホールラウンジはラーガやエール、コーヒー、スナック、アイスクリームなど思い思いに家族連れやカップルが話しこんでました。
この辺が日本との観劇スタイルの違いというか余裕を感じさせます。
名古屋公演では、予備知識ゼロであっという間に終わりましたが、ある程度フリークになってからは、このHPや、購入してしまった関連DVD、はてはAmazonまで手を出してしまい、演目の進行は把握してる積りです。
よって、足の動きや楽団の様子、ビデオとの違いを観る余裕もできました。にしろ、やはりあっという間に終わったのは云うまでもありません。
以下、演目毎にコメントしますが、記憶違いも混ざるかもしれません、ご容赦ねがいます。
舞台の奥行きが狭く、階段や舞台袖からの出入りがありました。
中央階段は4段。
楽団は舞台左奥に4人、よって階段左脇からの出入りはありません。
あくまでも大きい舞台のジュネーブやダブリンとの違いで、各公演地で細部の変更は大変だと思います。
舞台右奥からの入場、
後半は、プリンシパルとtroupe(6girls+2boys)
奥行きの解決策でした。
前半8girls、ロシアダンサー2boys、後半8girls
ロシアダンサーの跳躍は相変らずです。
8boys+プリンシパル
男性の身長が揃っていて、私でもうっとりします。
掛け声もよし、拍手への答礼も一回で男らしく部隊袖に消えます。
プリンシパル+4boys
マイケルとマリアのビデオがある限り、私の中では及ばない。
名古屋公演の方よりも、体形が大柄(Hな意味でなく肉付きがいい)で、フラメンコといえばマリアとinprintされている私。
ハードな稽古をするdancerには申し訳ないが、貫禄を必要とする。
フィドルとバンドの掛け合いがきれいです、フィドルもまたRiverdanceの華です。
それにしてもLord of DanceやCerticTigerのフィドルの面々にはぶっとびます。
マイケルのカリスマ性が感じられます、ここまでやるか、という感じ。
プリンシパル2+12girls+6boys=20人
2人は舞台を左右になが〜く使っていました。
重心の素早い移動は圧巻です。
演目毎に拍手はありますが、場面場面やソロでの拍手や掛け声はありません。
名古屋公演もこんな感じでした。
Troupeもコーラスに加わります。もっと口を大きく開けて歌わないと、dancerといえども息継ぎのしかたで録音に負けてしまいます。
a. Heal Theis Hearts
b. Trading Taps
2tapper+2boys+プリンシパル
ソロが圧巻ですが、拍手なし、必死にプリンシパルやtapperが煽っていました。
tapperがIrishdanceをまねるところでは、マイケルがバックしながら矢を放つような恰好をする面を再現してました、彼の影響は偉大です。
なにせちょっと真似るだけで、マイケルの姿を思い浮かべるのですから。
c. Macedonian Morning
2boys+3girls
男性が一人少ないのはオリジナルビデオを見てる私にはやはり物足りない。
男性の力強さと女性の柔らかさが活きる演目です。
(男女共同なんとか、に見せてやりたい、男女の特性を活かすだけなのに)
d. Oscail an Doras
e. Andalucia
プリンシパルが黒いドレスで登場。
バンドは手拍子をしますが、録音まかせで、本当にしてるように見えない。
フィドルも大事な手指ですから仕方ないけど。
12girls+6boys+プリンシパル=20人
最後はもうのりのりで演目の終わりを楽しみました。
各演者が登場のたびに拍手、スタンディングオベーションは後方客席から。
私も含めて床上の席の客は遠慮してか立ち上がらず。
アメリカと違ってのりはよくないようですが、隣の老夫婦のように、噂のRiverdanceを観られてよかった、という穏やかな喜びなのでしょう。
これから3回4回と観ていくうちに、目が肥えて拍手や声の反応はすくなくなるかも知れませんが、うんうんとうなずくところもあり、演者には心配をかけるが、「大丈夫、ちゃんと見てるから」と言ってやりたい。
また観たいRiverdanceです、なぜ私がRiverdanceに魅かれるのか。
マイケルのドキュメンタリーにでてたセリフ、「若いアイリッシュダンサーに ”自分の好きなことで生計をたてる”礎を築いた」
マイケルの活動と生き方にあらためて脱帽します。
私はしがない中年メタボです、マイケルの足元にも及ばない、意志も強くなく、大して才能もない人間ですが、せめて自分の子供世代や若い世代に恥ずかしくない生き方、自分の好きなことを求めて動こうと思います。
長々とありがとうございました。
当日の写真を添付します。
2009.02.15 mutimsa
グッズは入場券なしで買えます。
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開演前
幕間
幕間
幕間