RD2015:4/26夜

名古屋レポート来ました! 10年ぶりのドラゴンさんありがとうございます。
May. 3 2015
posted by ドラゴン

4月26日(日)17時公演 10列18、19番
ジェイソン・オニール
マギー・ダーリントン

2000年、2003年のフル編成版でリバーダンスにはまり、2005年縮小版ではファイアダンスのギターカラオケ化など過度のリストラにショックを受け、オリジナルはもう見られないんだと2008年ツアーはパスしました。

しかし20周年とあらば行くしかないと名古屋最終公演を、会場の愛知芸術劇場はオケピ部分の席は傾斜がなく足元が見えず前々回で懲りたので、10列目通路側席を確保して夫婦で出かけました。前日はマチネに娘夫婦が行ったため、去年12月に生まれた初孫を預かって夫婦で面倒みてました。

全体的な印象は「苦労知らず世代のリバーダンス」。プリンシパルダンサーのジェイソン・オニールとバリトン(というよりテナーの音質のように聞こえる)&タップのマイケル・ウッドの明朗健全イメージが強く残り、本家マイケル始めデ・ガリやコリーン・ダンのような歌舞伎でいう色悪みたいな「曲者」雰囲気が皆無でした。もちろん二人ともダンスの切れは凄くて感動しました。後は人生経験次第かな。

女性プリンシパルダンサーのマギー・ダーリントンは髪のウェーブにずっと違和感が残りました。逆に黒髪短髪のキーラ・セクストンは前半だけの出演でしたが、みんなより頭ひとつ低いのに、背筋をめいっぱい伸ばし移動スピードは一番早いなどめっちゃオーラが出てました。彼女ならば黒髪短髪でも違和感ないかもしれないです。

縮小版でもトレーディングタップとかフィドルとパウロンの掛け合いみたいな見せ場は楽しいですね。パーカッションのマーク・アルフレッドも大車輪の活躍でした。フラメンコのマリータ・マルチネス=レイは指先の表現力が素晴らしくて圧倒されました。ロシアチームも昔と変わらぬ編成で、安心して見られました。バンドは4人だけ、階段が3段だけ、それでも紛れもないリバーダンスでした。

しかし、それでも、やっぱり、無理と知りつつも、もう一度3つの輪でぶん回しのスピード競争するセットダンスを見てみたいと、無いものねだりが未練がましく残ります。

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