RD2008:7/13夜:
とうとう今回のツアーのラストがきてしまいました。始まらなければいいのに、とさえ思っていました。
この回のプリンシパルは、やはりジェイソンさん&シボーンさんでした。私は、プリンシパルのペアの中ではこの2人が一番好きでした。2人で踊るシーンや笑顔は素敵でした。
それにしても大阪でのラストというのは盛り上がり方がものすごかったです。特に男性の声援が大きくて圧倒されました。ダンサーやミュージシャンの方たちも、期待に応えてくれるだけのすばらしいダンスや演奏を披露してくれました。
シボーンさんは、ラストにふさわしい、美しいダンスを見せてくれました。「The Countess Cathleen」や「Riverdance」での確かなステップはもちろんのこと、「Oscail an Doras」は服がとても似合っててかわいかったです。
ジェイソンさんには一生懸命踊ってくれて感動と感謝です。「Trading Taps」の時は自分でも納得できる技を見せられた満足感があるように見えました。また時折見せる笑顔が素敵でした。
その他にも、「Trading Taps」のジェイソンさん、やっぱり今回が一番良かったです。(ジェイソンさんとケリーさんは日を追うごとに良くなっていったと思います)ただ、日によって違いすぎるのもちょっと悲しいですが・・・。
バリトンのマークさん、今回の収穫の一つでした。ラストまで本当にすばらしい歌声を聴かせてくれました。終わってからも頭の中で流れるのは「Heal Their Hearts」ばかりです。これこそもっと聴いていたかったです。
フラメンコのロシオさん、ドレスの裾の使い方というか、翻し方っていうんでしょうか、きれいの一言です。
「Russian Dervish」は技のところよりも、ラストに近いところで、6人が手をつないで左右に揺れながらステップをとるシーンが好きでした。その時はいつも真似をしそうになっていました。
もちろんどのシーンもすばらしいですが、大技の部分だけでなく、小さいところにも感動できるのがリバーダンスにはあると思います。
やっぱり生で観られるのはありがたいことです。まだ行ったことない国もあるのでしょうから、日本に5回も来てくれたのは感謝しないといけないのかもしれません。でも、これだけの人気なのですから、プロダクションも考え直してくれるといいですね。
終わってしまった今、寂しくて仕方ありませんが、本当に楽しい2か月間でした。