RD2008:6/21夜:
名古屋3回目(今来日通算7回目)の今日のソワレ公演は記念すべき「通算50回目」のRiverdance観劇となりました。
思い返せば12年前に出張の時、2日ほど前倒しで仕事が終わったため、頑張った自分へのご褒美として、2泊で18万円の大枚を投じてウォルドルフ・アストリアに泊まった際のコンシェルジュさんに「せっかくだから何かSHOWでも観てみたら?」と勧められて観劇したのがRiverdanceNYでした。
しかも運の良い事にそのコンシェルジュさんがRadiocityMHのパトロネージュに知り合いが居て、前から3列目のパトロン席をタダ同然で入手してくれまして!
#でもチップに100ドルほど献上した覚えが、、、(^^ゞ
その時の衝撃が今の私のRiverdance熱のプリミティブな部分に根ざしてます。
今では年齢もそこそこにいってしまいましたので、海外どころか東京とか大阪への遠征も少なくなり、名古屋コンプとかもする気力もなくなってきた最近ですが、規模や構成は変われど、やっぱり『三つ子の魂百まで』とかで、観る都度に感動しちゃう自分が居たりします(^^)
さて、今夜のプリンシパルですが、男性がJoeさんで女性がCarlaさんのペアで、身長差が逆に印象的でなかなかの組み合わせだったと思います。
日々自宅鑑賞しているDVDがほとんど「身長イコール」同士のプリンシパルペアですので、絡みでは最初の一瞬だけ違和感を感じますが、Riverdance自体が絡みの少ない演出ですのであまり関係ないのかな?
昨夜のCarlaさんは上体のブレが凄く気になりましたが、今日は更に大きく上体を揺らして、小柄な自分のハンディを逆に跳ね返しているかのようにも感じる表現のようにも感じられました。
それにしてもJoeさんはスタイルが抜群ですね!
3階席から観ていても非常にスリム&エネルギッシュな体形&表現方法で、今やメタボの餌食にどっぷりと浸かっている私からは羨ましい限りで、、、
あっ、そう言えば、、、階上席から観ると、一部のダンサーさん達の貫禄の体形がよ〜く分かりますね(笑)
近くから観ていると、どうしても足許を凝視したり、表情を凝視したりしがちですが、そこそこに離れていると実に冷静に観察出来ます(笑)
明日のマチネは5列目だけど、ダフ屋さんみたく「誰か券交換しないか〜!?」ってやって階上席と替えてもらおうかしら?
と言う訳で、両親には最前列を用意し、私は3階席2列目上手寄りでの観劇でしたが、久々の階上席での雰囲気も全景を冷静・客観的に観れて逆に良かった!
最前列から私を見つけて手を振る両親の姿を見て、隣にお掛けになられていたご婦人に『やっぱり前で観ないと意味が無いね〜』と言われたのですが、私の『Riverdanceみたく群舞がひとつの売り物のSHOWは最前列で観ると目と首が疲れて大変ですよ』っての説明が妙に納得されちゃいまして、幕間の休み時間にご婦人が他のお仲間(別の場所でご覧になられてた?)に受け売りで力説してるのを聞いてしまい、思わず吹き出しそうになっちゃいました(^^ゞ
たまには人のお役に立てたのかしら?(笑)
最初のうちは感涙を流せたRiverdanceも、のべ50回も観てると非常にマンネリ気味にもなってきて、ここ最近は感涙など遠い過去の記憶になりつつありましたが、今夜は隣のご婦人の必死の手拍子&拍手と、これまた凄く御老齢なご夫婦が終劇時にスタンディングオベーションをしている姿を見て、本当に久しぶりに感動の涙を流してしまいました。
なんだか今夜は本当の楽日みたいな感じで、素晴らしく盛り上がった良い公演だったんじゃないかと思いました。
初来日から数えると10年の月日が経つのですが、その時に観劇した方々の当時のご年齢が今の私と同じでしたら、今や還暦近いわけですもんね、、、