名古屋公演6/21（土）18:00〜

　本日２回目の鑑賞（笑）。席は、３階席の前から５列目…といっても６列しかないので、かなり奥まって感じます。

　実際のところ、４階席＝252席にくらべ３階席＝234席のスペースしかなく、そのうえ頭上には４階席の天井が迫って視界をさえぎっているので、舞台に向かって開いている間口はとても狭く窮屈に感じます。（４階席からはホール天井が見えていました。反響音も届いて音響的にも良かった理由がうなずけます）

　先に結論を言ってしまうと、「３階席より４階席の方がお得」。舞台からはるかに遠く、ダンサーの表情＆足さばきまではっきり見えないのはどちらも致し方ないので、良い音で鑑賞するなら４階席は素晴らしかったです。

　さて、ソワレのプリンシパルは、Carla O’brienさん ＆ Joe Moriartyさんでした。今回の名古屋公演では、Caraさん＝２回目、Joeさん＝３回目なので、今日は遠巻きでの鑑賞とあきらめます。

　週末の公演になって、ようやく客席（１〜２階）はほぼ満席のようです。わずかにあった当日券も完売していました。休憩時間のトイレも、やっと大渋滞（笑）になりました。

　３年前の名古屋公演もこの会場でした。最終公演日の前日（つまり、今日と同じ土曜日）は、なぜか異様な盛り上がりでした。ステージ上のダンサーさんたちも「あれ？　今日が楽日だったけ？？？」みたいな表情で驚いていたように見えましたが、今回の公演はどうでしょう。

　３階席からは、１階席の前の方の様子は見えました。高い位置での手拍子や、掛け声も盛んに上がっているようです。うれしい、盛り上がってるぢゃん。

　負けじと窮屈な３階席からも手拍子を送ります。私たちの右後方（つまり最後列）の方もノッているようです。心強い！Joeさんのオーバーアクション気味な煽りとCarlaさんの笑顔サービスの効果もあってか（遠いから、よく見えません…）、第１幕はかなり盛り上がって終了です。

　休憩時間に、火照った手を冷やしにトイレに寄ると、石鹸水が手にしみます。あれ？と思って見ると、左手のマメが割れて血がにじんでいました。遠い席からも音が届くようにと力一杯、手拍子して、それにマチネ＆ソワレの２連チャンで酷使し過ぎたようです。

　しかし、第２幕こそ「手拍子しなくちゃならない演目」が続くので、マメなどに構ってられません。

　今日もTap組が大喝采で勝利。Jasonさんのキメ技が大ウケでした。

　Patくんのソロ演奏のところ。彼の「ヨッ」のタイミングで早まって手拍子を始めてしまい、妻に「裏拍子になってるよ」と指摘されるまで気が付かず、気恥ずかしい思いをしました。でも、言い訳をさせてもらうと、最初は「ヨッ、１、２、１、２…」のタイミングの「２」のところで手拍子をするのが合わせやすいものの、バウロン独奏後に再びPatくん登場の時には「１」のタイミングで手拍子してますよね？　「１」の方が積極的参加、「２」の方がつられて手拍子、みないな感じなのですが、どんなもんでしょうか。

　フィナーレで魅せたJoeさんのソロ・パートの見せ場。気持ち、ドラム・ステップが長かった気がします。「おおおおぉぉぉぉぉぉっ」と思わず身を乗り出していました。

　リプライズの時には、１階席はほぼオール・スタンディング。でも、立ち上がり始めはマチネの方が早かったようにも思えます。

　３階席で観ていた私たちは…ごめんなさい。スタンディング・オベーションに加われませんでした。明日、あと２公演で「終わってしまう」かと思うと、終演後もしばし席を立つことが出来ませんでした。

by みれーぬ