RD2008:5/24夜:
昼の盛り上がり…スタンディングがいまひとつだったので、夜に期待。1階I列4番。下手側の端ですが、I列は距離的にも遠くなく、中央通路のすぐ後ろで目の前に遮るものがなくとても観やすい良席。
プリンシパルは、まずJoeさん。ちょっと緊張気味かな。でも長身を活かしたダンスがなかなか奇麗。足の上がり方は昼のAlanさんが勝ちかな。
Caoineadh Chu Chulainn, Mattさんによる演奏、よーく観てないと見逃してしまいそうでしたが、アドリプの速弾きが面白いです。静かなナンバーの中にさりげなく技を披露してくれました。
ThunderstormでのJoeさん、左右のメンバーに何か指示をするかのような仕草がなかなか面白かったです。そして捌ける時には客席を見ながらのガッツポーズが可愛い(笑)。
ちょっと気になるのが、女性シンガー、HayleyさんのRiverdanceでの歌。結構豊かな声量をお持ちの方なのかと思います。が、その歌い方がちょっとバックのコーラスから浮いてしまっている感じだったのがちょっと残念。ここはそれぞれの歌声が奇麗に溶け込んでほしいです。そしてそのRiverdance、JoeさんとDonnaさん笑顔でダンス、この楽しそうな雰囲気は昼より良かったかな。
休憩時間、紗幕の向こうで懐中電灯を照らしながら1幕の片付けをしたり…おいおい、紗幕なんだからその内側で明かりをつけたら丸見えだぞ。…というか幕無しでいいのに。
2幕。
まずAmerican Wake, ここの手拍子の量が盛り上がりのひとつの指針とも言えるでしょうか。今回は最初から手拍子に包まれました。いい雰囲気です。Lift the Wingでは今回も女性ボーカルのみ。
そして圧巻だったのがTrading Taps。この前半から手拍子、アカペラになってからも手拍子が続いたという事は記憶にないです。さらにお互いのマネでは、まずモダン側によるマネに怒るアイリッシュダンサーを止めるJoeさん、そしてアイリッシュ側によるマネでは、さらにそれを真似るKellyさん、これには笑ってしまいました。その後も技ごとに大きな拍手となり、最後はもちろん盛大な手拍子。今までで最高とも言えるTrading Tapsでした。
いい流れです。Russian Dervishでも手拍子。舞台からも煽ってくれたおかげで大きな手拍子。ラストのフィドルでもMason's Apronのソロから既に手拍子。いいぞ。楽しいぞ。
そしてHeartland。JoeさんDonnaさんいい雰囲気。音楽は始まると即大きな手拍子となり、最後はもちろん盛大な拍手。
Finaleの最後のRiverdanceが始まる頃にスタンディング。2度目にはほぼ総スタンディングとなました。こうでなきゃね。いい盛り上がり、楽しい舞台でした。