RD2005:11/15夜:
2005年11月15日 愛知県芸術劇場へリバーダンス名古屋公演初日へ行ってきました。4階5列22席。
総合的な感想は、「やはり素晴らしい!」です。密度の濃いプログラム、ダンサーの躍動感、そして今回は観客も参加型の方が多く、よい雰囲気で楽しむことができました。
仕事の都合で、初日1日しかいけないのが残念でした。
しかし、難点もありました。
1、舞台が狭い
2、出演者が少ない
3、音響・照明を含め、前回の会場方が効果が高い
★会場:愛知県芸術劇場でのバレエ公演では、狭いと感じたことはないのですが、リバーダンスでは役不足でした。
ホールが5階席まで、ボックス式の建築ですので客席に遠さと高さが出てしまい、十分に舞台を感じることができません。前回までのレインボーホールは「体育館」で、アリーナなら臨場感抜群。周囲の席も取り囲む格好になる為、今回ほどの遠さは発生していませんでした。
★音響:少ないスピーカーで対応していたせいか、音のバランスがあまりよくありませんでした。タップの音にも必要以上の残響が入って、細かい音が聞きづらい場所もありました。
★照明:スポットライトがプリンシパルを見失うなんてことあり?
舞台装置とライトの配置は事前に確認しているはずですが、柱にライトがあたる場面が何度も・・・
★出演者:出演者の少なさは、今回の他地域のレポートをみても同じのようですね。印象は「宝塚歌劇団地方公演」(^^;)
演奏者も少ないですね。そうだ、オケは舞台でなく、ピットで外へ出して欲しかった。
演奏者に関しては、フィドル・サックスとも演奏が重い・・・。特にTrading Tapsのフィドルとサックスの競演はもっとお互いのアイデンティティを強調する演奏をして欲しかったですね。(今手元にパンフがないので名前が不明ですが)「前回の青いフィドルのダンスもできるプレイヤーさん・・・モーリンさんでしたっけ?」はやはり演奏姿も演奏も軽やかでしたね。
休養を入れながらとはいえ長丁場の日本公演。名古屋での初日のためか、硬いなと思われるダンサー・演奏者もありましたが、フィナーレでは、皆肩の力が抜けていたようでした。
繰り返しますが、舞台は素晴らしかった!ただ上記のようなことがなければもっともっとのめりこんでみることが出来たのに・・・と思います。
ロシアなどダンスプログラム進化していますね。コーラスもピッチがよくなり、更に響きが美しくなりました。残席があれば是非お勧めしたい。
しばらくまたDVDを見る日々が続きそうです。