10月29日13時からの公演に行ってきました。99、00年に次いで3度目のリバーダンス歴(01年のLOTDは別)なので、素人の感想と思ってください。

大阪城ホールでは二度と見たくないと思っていたので、6年ぶりのフェスティバルにものすごく期待していました。99年のあの興奮をもう一度！と意気込んで乗り込みましたが、結果は60点くらいの満足度です。

個々人のパフォーマンスは相変わらず凄味があって、それはそれで満足しています。では、何が不満だったかと言いますと、大きなステージの半分くらいしか使っていないため、迫力に欠けること甚だしかったこと。客席から4、5ｍ引っ込んだ所でしか踊らないんですよ。どうして？と言いたくなります。リバーダンスの魅力は、客席間近での集団での一糸乱れぬパフォーマンスにあると思っていますので、ステージ奥に引っ込んでの群舞はもう腹が立ちました。99年はぎりぎりまで客席に近づいて大迫力だったのに。広いステージをわざわざ狭くして、ほんとに踊りにくそうで、躓くんじゃないかとハラハラして観ていました。

ミュージシャンの位置もステージの中に組み込まれていましたが、やはりステージそでに組むほうが断然いいです。L席だったので姿が見えなかった。

今回はダンサーもミュージシャンもずっと少なくて、小ぶりなカンパニーでしたね。人数が少なくても大きなステージで何の問題もなかったと素人は思いました。でも基本的には大きなカンパニーに来日してほしいです。いろんなカンパニーがあるそうですが、期待していただけに裏切られた思いです。初めてご覧になられた方は大感激だったと思いますが、なまじっか過去のすばらしい公演を知っているだけに‥‥不幸です。いまは96年のNY公演のビデオ見て自分を慰めています。