RD2005:10/23夜:東京ファイナル公演

ずいぶん盛り上がったみたいでうらやましいです。東京最終公演レポートです。
Oct. 30 2005
posted by けいと
日時:10月23日(日)17:00
座席:1階21列21番
プリンシパル:Michael Patrick Gallagher & Dearbhla Lennon

オーチャードホール!
このオーチャードホールの立地が どうしても好きになれません。
これまでも何度か来たことあるのですが いい舞台やコンサートを堪能したあとに 余韻に浸るどころか 日本有数の歓楽街の雑踏を通り抜けなければならない・・・いっつもため息が出ます。苦痛です。
ちょっとわき道にそれたら もうセンター街とかなってしまってそこにいるだけで疲れちゃうんです。 「全然 文化村じゃないヨッ」 って 心の中で叫んでしまいます。

・・・と 東京最後の公演のために そのオーチャードホールに向かう道すがら 男性プリンシパルの一人で ブレンダン似 パックン似にも見える ジョー・モリアティさんが歩いてきました。お隣には 女性プリンシパルの一人 ザラ・カーティスさん。
このお二人 この日の昼公演でプリンシパルをなさったようですが寄り添って肩を組み合ってる様子が とても仲むつまじくて恋人通しの雰囲気に見えました。
サインをもらおうかな・・・と思ったのですが リラックスして渋谷を歩く普通の恋人という雰囲気だったのでやめました。

となると このペアがプリンシパルの公演を見たかったのですが残念でした。。。

会場到着・・・
この日の席は21列の中央。前方席ではないけど 悪くはない席です。
でも 前2回とも22列だったことや 当日券でも前の方が出ることもあるようなので 少し欲が出て 当日券売り場に行ってみました。10人くらいの人が並んでいました。見ると 当日券の販売開始は開演5分前とのこと。けれども 係りの人が 並んでいる人個々に「今 この席だったら販売可能です」と 指し示しているのが2階席か3階席の端っこ。5分前に販売されるのは その時間にならないとわからない開放席?というもので その開放席だったらもしかしたら 前の方のいい席が期待できるのかも・・・と思ったのですが ギリギリに入るのもなんだったので 自分のチケットのまま入場。

この公演のキャストを確認。前2回みたのと同じです。
そして座席へ。

会場はこの日も満席。開演前にかかっている曲 聴いたことあるしCDも持っているんだけど 誰のアルバムだっけかな〜?・・・と同行者が「ルナサだよ」と教えてくれ スッキリしたところでいよいよ開演・・・

この公演は東京最終ということもあって 客席の気合というか張り詰めた緊張感のようなものがありました。
そんな期待のこもったたくさんの視線が注がれる中
「リール・アラウンド・ザ・サン」
そして マイケルパットさんの登場!
3回見た中で この日のマイケルパットさんは 最高!!でした。
ダンスのきれ 安定感 力強さ。
この日は一貫して どの演目でも最高の演技を見せて下さいました。

この後の演目も 今回見れる最後の公演なんだなぁ・・・と 一つ一つのシーンをかみしめながら見ていたのですがこの公演では 近く(後ろ?)の席の人が やたらとおしゃべりでとにかく感動している様子なのですが その場面場面で見たことを全て言葉にして解説し プラス 感動の言葉とか「ブラボーブラボー!」という声援などを連発。
なんだか 途中からはそれがおかしくて 苦笑というか笑い続けてしまいました。

「ハートランド」
この演目になると いつも あぁもう終わっちゃうんだなぁと さみしさを感じるのですが 今回 このハートランドの終わりにスタンディングオベーションがはじまって そのまま立ったままでファイナルを迎えました。もちろん シンガーの人に拍手を催促される間もなく
会場からは大手拍子の嵐!
熱いけど 終わりのさみしさ でも熱い!!という感じで 全身の力を込めて 拍手 手拍子をしました。

この場にいられて幸せ・・・  ただそれだけでした。

振り返ってみると 2003年の公演のときは 今後は規模が縮小されるという話しや 10周年という区切りのこと リフィがなくなるということで両手分もの回数 公演を見に行きました(笑)。
規模が縮小というのは 舞台そのものだけではなくて カンパニーの数とかも減って 日本には当分来ないのかな?とか10周年を機に リバーダンス自体がなくなってしまうのかな?などとにかく不安で 半分見納めのような気持ちでもいました。
でも今回 2年で来てくれて しかも 縮小ということでしたが私の中では思ったほどの縮小には感じなかったです。

・・・というか 2000年の頃や ジュネーブ版のような圧倒されるような大きなリバーダンスも好きですが 身近で一緒に楽しめるような小さなリバーダンスもまた良くて きっと私がリバーダンスが大好きなのは リバーダンスの根底にあるアイルランドの伝統とかダンスや音楽に対する 尊敬とか憧れ。 規模の大小にかかわらず損なわれることのない ショーの持つ上品さや力強さ 神聖な雰囲気がきっと大好きなんだなぁ と改めて感じさせられたそんな思いでいます。

リバーダンスまた来てほしいです。

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