昨日、日本最後のSusanさん／JoeさんペアのRDを堪能して、いよいよLiffeyの日本公演も残すところ、今日一日。今回はなんか、バカみたいにいっぱいチケット買ったけど、それも今日で終わってしまうのかと思うと、かなり感慨深いです。
昨日は、席と客側のノリはともかく、舞台はとても良かったので、今日も期待「大」です。私も、ともかくLiffeyの日本最後の公演を見にわざわざ福岡まで来たのですから、今日は出来る限り舞台を盛り上げようと思っていました。そういえば、今日はQ-TIPさんもいらしていて、ようやく今回お目にかかることが出来ました。

今日の私の席はスタンドＣブロック５列17番。スタンドで一番舞台に近い席、かなり右から見る形になるものの、舞台はかなり近い印象。また、舞台の袖も結構見えるので、マニア（笑）ならそれなりに楽しめる席でしょう。それにこの席ならオーケストラもよく見えるし。（昨日はＧブロックでちょっと見えにくかったのです。。。）
ここのステージは、仙台は勿論、大阪や東京よりも広い印象で、奥行きはわかりませんが、少なくとも幅はかなり広くなっています。当然、ダンサー達も移動距離が長くなるので、その分スピード感も増す感じですね。ハコ的には素晴らしかった仙台では、逆にこのスピード感は感じなかったし、やはりそう言う意味で、広い舞台は良いです。また、仙台と違って、スモークもちゃんと使われています。

今日のLeadは予想通り、Roisinさん／Martyのペア。結局、Understudyのローテーションはきっちりしていましたね。

「Reel・・・」では、センターはOrlaさん。Susanさんは定位置ともいえる、その向かって右側。Martyくんも、広い舞台をいっぱいに使って、走り回って（踊り回って？）いました。「Reel・・・」では、最初の輪が解けて、左右にダンサーさん達がはけて行きますが、はけた後舞台袖から何人かのダンサーさん達がずーっとMartyくんのダンスを見ていたのは面白かったです。

Sarahさんは、この回、とても良かったです。スパっと声が出ていたし、強弱もちゃんと効いていました。そういえば、Singersは今まで男性４人・女性４人だったのですが、今回は男性は３人でした。

Roisinさんのハイキックの高さは今日も健在。彼女のダンスでは「Countess・・・」が一番好きですね。

前日に続き、この回の「Shivna」も良かったです。この回は２人が絡んで踊ることが多く、なんかいつも以上にバレエ的な味付けがされていて、非常に楽しめました。

「Firedance」は、この時点ではまだ名前を知らなかったのですが、かなり背が高く、Yolandaさんとはかなり踊りも異なります。これは、どちらが良いということではないですが、誰しも「慣れ」はありますので、それまでYolandaさんを多く見てきた人からすると、「ちょっと・・・」と感じることはあるかもしれませんね。でも、踊り自体は非常にパワフルで、全然悪くないです。
そうそう、11/14のレポートでjtakaoさんが、影のことのついてお書きになっていましたが、私も今回は面白かったので、書いておきます。私は先に書いたとおり、ステージ向かって一番右側から見ていたのですが、最初のシーンでは、私の方から見るとNuriaさんの右下側にその影がありまして、それがご本人と全く重ならずに見えるので、あたかもスクリーンの向こう側でもう一人が踊っているように見えるんですね。これはとても楽しめました。といっても、そうみえる人は広い会場のなかでもごくわずかですので、それが演出上の目的ではないと思うのですが・・・。

「Riverdance」では、SusanさんはOrlaさんとともに左側で登場。一列になったところでは、Martyくんと会話を交わしながら楽しそうに踊っていました。

後半、「Trading Taps」ではMartyくんもがんばっていたのですが、なんかTappers側に完全に「かわいがられた」印象で、Tappersに圧倒されていました。ジャンプとかは凄く高くて、いいところもあるのですが、まだまだこれからといったところでしょうか？

後半の白眉は、なんと行っても「Russian Dervish」でしょう。今回、男性３人、女性２人バージョンだったのですが、いや、これが逆に凄く新鮮な舞台になっていました。ここって、もともと一人一人或いはペアごとの技術が凄くハイレベルなところですが、人数が少なくて舞台が広いためか、いつも以上に、動きがダイナミックかつスピーディで、「客席」からは「スゴーイ」という声が多く聞かれ、なんどもどよめいていました。また、今までフィナーレでしか見たことのなかった、コサックダンスが今回は「Dervish」に登場！　これはかなり場内を盛り上げました。この「Dervish」は、今回の日本公演で見た一番楽しい「Dervish」でした。

「Heartland」は何度見ても熱くなりますね。Roisinさん、Martyくん、そして後ろのダンサーさん達、みんなとても楽しそうに踊っていて、良いです。SusanさんもOrlaさんも凄く楽しそうでした。やっぱり、Leadとは違う楽しさもきっとあるのでしょうね。

この回は、そこそこお客さんも盛り上がっていました。そして、最後はアリーナはほとんどスタンディングになっていました。

この公演は、非常にうまくまとまっていて、とても楽しめました。これなら夜はきっと素晴らしいパフォーマンスが見られるでしょう。私も精一杯盛り上げたいと思います！