RD2003:12/7昼:初めてのリヴァーダンス。
初めて、リヴァーダンスを12/7日のお昼の公演を見ました。
今回は小学生の子供に本物を見せたいと思い立ち、公演を九州の南の端から日帰りで見に行きました。
ダンスの公演を見るのもアリーナといった大きな会場で見るのも初めての経験だったのですが、素人目で恐縮ですが、公演の内容は、大変大変、満足のいくものです。見に行って良かった。これだけです。
あえて言えば、1部でのフラメンコ(?)の部分は、踊り自体はさることながら、スポットライトに映し出される影の部分を見ると、表現できない位の素晴らしいものがあります。
また、2部でのタップのかけ合いのような所でしょうか、見ながら「うぅわ〜」と圧倒される思いでした。またフラメンコのパートの部分での打楽器は、アフリカの民族楽器なんでしょうか?こういった組み合わせもあるんだと感心したものです。
また、音楽のみのパートの部分はさざ波のように全体のアクセントをつけ、非常に印象に残るものです。
群舞の所は、何も言うことはありません。圧倒されました。
全般的に対立させるかと思えば、融合したり、その繰り返しをおこないながら、あるいは川の流れがいくつかにわかれ、それがまた一つの流れになるといったような妙を覚えました。
本当はスタンディンク・オベーションをしたかったのですが、やはり恥ずかしかったので、出来ませんでしたが、惜しみない拍手を送らせて頂きました。
個人的には、2時間半位程度の内容でしたが、エッセンスがかなり凝縮されている感がされ、本当は3時間半前後近くが妥当な内容なのではと思うことです(もっと見たかった。)。
事前にリヴァーダンスの内容や歴史を知っていれば、もっともっと楽しめたように思えます。帰りの汽車の車中で、家族3人、もう一度公演があれば見に行きたいねと話しておりました。(出来れば私の両親にも見てもらいたい。)
あと、これは直接は関係ないことですが、非常に残念だったのが、運営サイドの不手際や不満が目立ったことです。会場でチケットのダブリがあったようでした。また、田舎者だからなのでしょうけど、会場が広すぎて、若干、音が反響しているように思えたことや、「これでS席なの?」っていう声が一部で挙がっていたということです(聞いてみたら福岡県外から来られておりました。)。
会場の構造上、やはり席と値段設定に関して、細かい設定が必要なのでは思うことでした。
あくまで個人的なことですが、多少、値段が高くても3〜5千人規模のホールが一番、適しているのではと思うことです。
今回が初めてでありましたが、本当に素晴らしいものを堪能させて頂きました。