RD2003:11/15昼:もっと顔を上げると更に良し・・・
先週日曜日の昼公演で、「Shannonの香り」ただよう Susanさん と Joeさん のペアを見てから、一週間近く間を空けてのRiverdance。あの昼公演は、今まで日本で見た12回のRDの中で、最も素晴らしい公演だった(ええ、Susanさんファンのバイアス込みと思っていただいても全く構いませんが)ので、この間を空けたのは、フレッシュな感覚を取り戻すためにも、良かった気がします。
さて、この日は22列の40番台で見るはずでしたが、友人とゆっくり昼食をとって、会場にぎりぎりで駆けつけると、席には既に座っている方が・・・。
早速係員と話をすると、「コントロールエリアを移したためにご迷惑をおかけして、申し訳ないです」というようなことを言われ、替わりにもらった席が10列30番台。おお、いい席じゃん、ラッキー!と思ったのもつかの間。忘れておりました。この会場は10列目は当たりではないことを・・・。前の方の頭が、ダンサーの足元を隠している・・・・。でも、ど真ん中だし、ステージからの歌声は生で聞こええてくるし、悪いことばかりではもちろんありませんでしたが・・・。
この日のLeadは予想通り、Roisin CahalanさんとMarty Dowdsさん。ということは、やはり東京でSusanさんは見られないと言うことですね。
Martyさんのダンスは、近くで見ると迫力があって、なかなか良いですね。ジャンプもとても高いし。ただ、いつも腕に力が入っているように見えるのは、見ていてちょっと疲れるかも・・・。それと、正面を向いて踊る際に、なぜか視線が下に行ってるんですよね。おーい、もっと自信たっぷりに顔を上げて踊ってくれー、という感じでした。
Trading Tapsでは、最初、音がうまく拾えないようで、Tapper側がソロを取ってる最中に靴裏かどこかを直していたのはちょっと面白かったです。その後は音がまともに入るようになりました。
Roisin Cahalanさんは相変わらず見事なハイキック。ですが、正直、彼女の手(腕)の使い方(というか、振り付け)は今ひとつ好きではないんですね。特に「Countess・・・」の踊りとか。もう少し気品が感じられるとよいかなー、と思いました。あと華やかさもちょっと足りない気がしました。
この二人のペアは、「Riverdance」でも「Heartland」も独特の動きをします。二人はジワジワ下がっていって、そこから前に出てくるんですね。これは大阪でもそうでしたが、そうやって動きを出そうしてるのを見ると、Leadごとにいろいろ工夫しているのがわかって楽しいですね。
Walterさんは確かに体調不良のようで、Finaleには姿がありませんでした。ともかくも早く回復することを祈るばかりです。
この回は結構盛り上がっていました。手拍子をするとすぐに左右の席でも続いてくれるし。最後はスタンディングになりましたが、ただ、正直、それほど良かったかどうかは疑問です。何でも立てば良いってもんでもないだろうし・・・。
といいつつ、Susanさんがバックにいたので(笑)、ついつい私も立ち上がってしまいましたが・・・。
次回、このペアを仙台で見ることになりますね。今度はちゃんと顔を上げて、自信満々に踊るMartyさんを見られることを願っています。