リバーダンス　ロード・オブ・ザ・ダンス・・・と　日本に来るごとに見に行く回数の増えていっている私ですが　今回はやはり特別な思い入れがあって　たくさんのチケットを買いました。　一つは　今回も含めて３度の来日公演を行っているこの「Liffey カンパニー」が　ここ日本とそして次のマレーシア公演でなくなってしまうということ。そして　このような規模でのショーがとりあえず終わる・・・ということで　それを見届けたいという思いと　次があるのかないのかはっきりとわからないという不安から　とにかく可能ならば見ておけるものは見ておこう　と心に決めていました。

Mr. Riverdanceのブレンダンが抜け　名古屋では演目の削除という衝撃を受けましたが　東京ではすっかり気分がリセットされました（笑）。

この日は７列目でかなり前の方ですが　正直あまりいい席とは言えないかもしれません。前との段差がほとんどないのと舞台を見上げる形になるので　心なしか圧迫感を感じます。前回は５列目が最前列でした。４列目まで座席がない分　ステージもより大きく中央は丸くせり出していました。今回は１列目から座席になった分　舞台は狭まりました。なので　「Reel Around the Sun」の逆３角形になるシーンなどは　少し窮屈そうに見えますし　できればそのシーンなどは大人数で出てきてほしかったので　もうちょっと舞台が広かったらよかったのになぁ　なんて思ったりしました。

この公演は偶然にも座席のお隣がＥＲＩＮさんで　何度もオペラグラスを貸して頂いたので　いろいろな発見がありました。中でも一番の発見は　リードシンガーのポール・キャロルさんが超素敵！（汗）ということでした。正直　名古屋のときも東京初日も　あんまりいいとは思えなかったのですが　７列目からオペラグラスで「リフト・ザ・ウィング」を歌うポールさんの表情を見ていたら　なかなかいいかも・・・と１８０度考えが変わってしまいました（汗）。

ポールさん以外にも　今回の男性シンガーの方々かなり素敵めで　しかもどこかで見たことがある顔だなぁと思っていたら　スペシャルオリンピック映像に出てるんですよねぇ。もう一度その映像を見返してみたところ　女性リードが一人で歌って　そこへバックシンガーが歩いて登場するシーンに　３人のシンガーが一人ずつアップになります。男　女　男　女性リードと場面が切り替わっていくのですが　この二人の男性シンガーを舞台で発見しました。多分　多分　最初に出てくる人がジョン・マシューズさんで　「ヒール・ゼア・ハーツ」のアンダースタディ　そして２番目の男性シンガーがこれまた美形な！　ジュリアン・エドワーズさんで「リフト・ザ・ウィング」のアンダースタディーだと思います。ポールさんとジュリアンさんには速攻でサインを頂きましたが　そばで見たらもっと素敵でした・・・というか超かっこいい！（苦笑）。

それから・・・１幕終わりの「Riverdance」
コナーさんのソロダンスの時に太鼓隊が４人登場しますが　今まで気づかなかったのですが　４人のうち２人（？）はダンサーだったんです。そのうち右奥にいたのが　名古屋でも違和感でくぎづけになってしまった　ラテン風ダバディ君でした。細いのに一生懸命太鼓を叩いてる姿がなんともいえず印象的だったのですが　その横で同じく太鼓を叩いていたダンサーが直後の群舞には登場していなかったのに比べ　なんとダバディ君は群舞にも参加しているではありませんか！裏で太鼓下ろして　よし次はダンスだ！という感じで出てきたのでしょうか・・・　想像したらなんか笑えてしまいました。ダバディ君の本名はなんていうのでしょうねぇ・・・

（moriy注：こっちがホンモノのダバディさん(^_^;)）

この日は　その他　たくさんの嬉しいことがありました。
昼のオフ会場所のお店をたずねてみると　既にテーブルについてるみなさんが「ほら」と目で合図を送ってくる。見るとそこにはなんとスーザンさんが！　スーザンさんはUnderstudy筆頭でもありますし　何よりもある方の影響で（笑）以前から注目というか意識していたダンサーさんでしたので　とてもビックリしました。迷わずサインと写真を撮っていただきましたが　みかけの印象よりも声がとても可愛いかったです。スーザンさんの後ろにいた　大人しげな女性のダンサー　アーリーン（Arlene Toal）さんからもサインを頂きました。スーザンさんにお目にかかれてとても満足。最初からなんだかついています。

その後食事したり話しに盛り上がっているところへ　店の奥から歩いてきたのはドラムのレイさん！　前回の公演時には　インストアライブに行ったりステージドアでもお話ししたのですけれども　覚えてるわけないよな・・・と思いながら　とりあえずここでもまたサインを頂く。ドラムのマークつきのサインは前回と変わらず・・・一緒にいたバウロンのジョニーさんにもサインを頂きました。

そして公演後のステージドア・・・

ステージドアに行くのは今回この日が初めてだったので　私もキョロキョロといろいろなキャストさんが出ていかれるのをじっと見ていました。印象に残ってるのは「Heal Their Hearts」を歌うシンガーさんが舞台上の印象とは全く違っていたことです。前回公演のミシェル・ベルさんが舞台そのままの印象の紳士だったのに対して　Josephさんは今にもヒップホップを踊りだしそうな　しかもかなり年齢も若そうに見えました。プログラムのプロフィールには真っ先に「サルサのインストラクター」・・・と。なるほど　活動の幅が広い方なんですね。

そしてようやく声をかけてみたのが　イーリアンパイプのデクランさん。前回の来日時に一緒に写真を撮って頂いたので　それを見せたかったのです。見るなりデクランさんは何度もbrilliant brilliant」と連呼して　そしてある女性ダンサーをさして「彼女は僕のガールフレンドなんだ」と　とても喜んでくれました。その写真には私も含めて１０人くらいのキャストが写っていたのですが　デクランさんはその一人一人を指さして「彼は銀行に戻った。彼女と彼女は学校の先生になった。彼女はカレッジに戻った。Oh　僕は彼ととても仲がいいんだ。彼は今ジムのトレーナー。」など　一人一人の近況を話して下さって　そしてとても懐かしそうにその写真を眺めていました。キャストの入れ替わりはけっこう激しいようで　結局その写真に写っていて今回のツアーにも来ていたのは　デクランさんと　一人の女性ダンサーさんだけでした。そしてさらに「このカンパニーもこの１２月で終わってしまうけど　自分は　彼女が今プリンシパルダンサーをしている別なカンパニーに移る。」と話されて　その事は知ってはいたものの　Liffeyがなくなるさみしさを改めて感じで少しキュンとなってしまいました。

次にお話ししたのが先ほどお店であったドラムのレイさんでしたが　少し話しているうちに　私のことを思い出して下さったふうで「君はもしかして　前回のときにインストアライブにもきて　５回リバーダンスを見に来た？」と聞かれ（実際は４回）　「そうです！今回もたくさん見にきますから！」　「明日も来るの？」　「昼公演に来ます！」「じゃぁ　また明日ここで会おう」と会話が続いて　その場はお別れ。

そして次はモーリンさん。
だんなさんのクリスさんと　お子さんの２歳のダラちゃん３人でほのぼのと出てこられました。早速かけよって話しをしていたところ　だんなさんのクリスさんが私のことをやはり覚えていてくれて　確信に満ちたような顔で「覚えてる　覚えてる」と。モーリンさんはクリスさんの話しを聞いてるうちに思い出したのか 突然頬を近づけてきて　両頬にキスをしてくれました。（キャ！）そしてクリスさんの方から「君にプレゼントがしたいから　明日グッズ売り場で会おう」と言われ　さらに「何かあったらここに連絡して」と　名刺まで頂いてしまいました。（超感動！）私が撮った３年前のインストアライブの写真を見ながら「モーリンはこの時　妊婦さんだったんだよね」と言ったら「Yes」。前回の公演のときは妊娠１〜２ヶ月で　その時おなかにいたダラちゃんが今は２歳ちょっと。だから今回モーリンさんが来ると知ったときは　子供さんどうするのかなぁと思っていたら　ちゃんと連れてきてたんですね。ダラちゃんはクリスさんにとってもよく似たとろけちゃいそうなくらい可愛い赤ちゃんでした。

そして　夜のオフのパブでは・・・
リフト・ザ・ウィング　メールシンガーのポールさんが一人でお食事！ Fish and chipsを食べながら　新聞読んでたのですが　シンガーなのに煙草？　のど大丈夫なんでしょうか・・・

その後　集まった人数が多かったために　ポールさんの近くのテーブルから　奥のテーブルに移動したのですが　そこがなんと　フラメンコのヨランダさんとパーカッションのノエルさんのお隣！　食事中なので悪いなぁと思いつつも　リバーダンスのパンフレットとペンを出していたら　「サインしてあげますよ」とノエルさんが合図して下さってＥＲＩＮさんとかけよってしまいました。ヨランダさんは舞台上の険しさとはうってかわって　表情も体もとても柔らかい女性的な方で　ノエルさん共々　大人の男と女という雰囲気を醸し出していました。今はどうかわかりませんが　３年前にノエルさんとジョアンさんは恋人という話しを聞きました。ノエルさんの紳士的で穏やかな物腰を見ていたら　ジョアンさんが好きになるのも無理ないなぁと思いました。ヨランダさんに「観光しましたか？」と尋ねたら「新宿！」とおっしゃってましたけど　お買い物でもしたのかな？・・・

この日はほんとについていた一日でした。