名古屋最終公演終了後、外気で興奮を冷まそうと外へ出てみると何やら騒がしい声。気になって行ってみると陸橋から、出演者達の送迎用バスが見え、皆でお見送りをしている所でした。出演者が出てくる出入り口は、公演前私がレインボーホールへ入るため通った一般通行口だったので、陸橋を降りて近づくと別に「関係者以外立入禁止」なんて張り紙もないので、そのまま中へ。

するとそこへfiddleのMairin Fahyさんがやってくるではありませんか。「Mairin! 今日は凄かったねぇ。めちゃ良かったよ。」なんて話掛けると立ち止まってくれて。「心斎橋HMVのギグ行くからね」と言うと物凄くうれしそうに「まじ！来てくれるんや。楽しみにしといてね。」ってな具合にしばしお話を。たまたま持ってたマジックでパンフにサインをしてもらいました。

その間にもどんどんダンサー、ミュージシャンが出てきます。次ぎに捕まえたのが、「Heal Their Hearts」独唱のMichel Bellさん。話す声もめちゃめちゃダンディーな渋い声です。サインをもらいながら、大阪でのベストパフォーマンスをお願いしてお別れ。

まじこんなんええのかな？と思いながら次ぎにフラメンコのYolandaさんからサインをゲット。Yolandaさんは身長160cmもない小柄な方なのですが、舞台ではあれですからね。実はMaria Pagesさん並にオーラを出されてるのではないでしょうか。

そうこうするうちに出てくるメンバーの数も減り始め、BreandanさんやJulieさんは出てくるのかなと思い、スタッフの方に聞いてみると、今二人ともマッサージを受けているので、しばらくかかるということでした。ここから帰るのか聞いてみると、あっちからと別な出入り口を指差してくれました。そこもまた別に規制がかかっていない一般出入り口兼PA搬入口となっています。そこにはハイヤーが2台止めてあり、どうやらプリンシパル二人を待っているようです。

そしてそこで待つこと約30分。ミネラルウォーター4本抱えてBreandanさん登場！　声を掛けるとあの人なつっこい笑顔で、立ち止まってくれました。さすが、向こうのプロですね。ファンには優しく接してくれます。「自分、名前は何て言うの？」みたいな軽い会話を2,3交わし、大阪公演での再会を楽しみにしつつお別れを。

今日はめちゃ、ラッキーやなと思いながら、もらったサインに目をやると頭に「he ga」の文字が。ああそう言えば、Airの掲示板で話題になってたなと思い出し、こうなったらJulieさん捕まえて聞くしかないわぁと思い、MDウォークマンで「Riverdance」を聞きながら待つことにしました。そして約30分後、2名スタッフを従えてJulieさんがやってきました。

「お前、Julieのハイヤーで家まで送ってもらえよ」みたいな冗談をスタッフから振られながら、しばしお話を。「he ga」の意味を聞いてみると「そうねぇ。アイルランドの言葉でbest whishesくらいの意味になると思うわ。」とのことでした。そしてJulieさんからは、いかにも女の子って感じの丸文字風のサインをもらいました。そこには「Best whishes」の文字が書かれていました。

帰りの電車の中、皆さんのサインを眺めながら改めて今日一日起こったことを思い出し、Riverdanceの全ての関係者に感謝の念を抱かずには入られませんでした。

これだからRiverdanceのファンはやめられませんね。