LOTD2001:10/15夜:サヨナラ!ロ−ドオブザダンス
10月15日(木曜日)ロ−ドオブザダンス、2001スペシヤル見てきました、僕の場合は前回の来日時大阪まで追い掛けて見届けたのでロ−ドオブザダンスについてはスト−リ−的には完結してしまっているので今回の再来日には待ってましたというより、へえ今年も来るんだという感じでけっこう冷静でした。
遠路遥々来るんだからパスするのも忍びないので今夜の公演を予約しました、前回の来日はリバ−ダンスの余韻がまだ残るなかでの初来日という追い風に乗ったかたちでの大盛況だつたのだけど、あれから一年半以上も間が開いてしまったしマイケル・フラットレ−は踊らないのもバレちゃったし今回は苦戦するかもなと思っていたら公演直前まで新聞紙上に広告がうたれているのをみてやっぱりなと納得しました。
会場に着いたのは6時半を回る頃だった、心配された客足もまずまずの様にみえる、しかしダフ屋も出ているのだが前回来日時の最終公演近くに見られた客がダフ屋から争って券を買うような熱気はまるで感じられず、ダフ屋も半額近くまで値下げしていました。
会場の国立代久木体育館は僕の認識ではバレ−ボ−ルの国際試合が行なわれる場所という感じだがそういえば誰かのコンサ−トが行なれていた記憶もかすかにある、国立といつても体育館は体育館なのでがらんとした会場にイスが大量に並べられてアリ−ナ席が作られていた、段差もあまり無いので見にくそうだ、もともとバレ−ボ−ルの会場だからスタンド席は更に見にくそうだ、幸いにも僕は段差に悩まされる事は無かった、そう最前列だったのだ、しかし喜んだのも束の間、最前列の右端の席ではないか、終了後首が痛くなったのは言うまでもない、一年半振りに間近でみる舞台セットはやはりでかい、このセットと一体じゃ小さなホ−ルに会場を移すといっても難しそうです、国際フォ−ラム自体も決して評判のいい会場ではないがゴ−ジャ−ス感ではこの会場には勝っていた様です。 売店では350円の焼きそばも売っており庶民的ではありますが?
約15分遅れで例の鐘の音でステ−ジが始まった、キャラクタ−、スト−リ−、演出、振り付け、ともに変えようがない出し物を2度目に見る時は初めて見る時の倍のテンションで望まなければならないと思うのだがその点で今回の僕は盛り上がる資格は最初から無かった、僕の独断だがロ−ドオブザダンスというショ−は面白いと思ったらその場で無理してでも消費し尽くしてしまう物だと思いますインタ−バルが一年以上開いてしまうと前回の感動は甦りませんでした、前回のリポ−トでも指摘された様にキヤラクタ−の描き方が余りにもステレオタイプだしスト−リ−も安直だし衣裳もなんだかな、音楽も耳障りはいいんだけど深みは無いし、要するにこうしたチ−プ&ベタな世界に少しでも疑問を持ったらもう乗り切れません
ロ−ドの様な後発?組は初来日の時はリバ−ダンスと互角に戦えるるのだがリバ−ダンスの様な普遍性もスティタスもないので2度目の来日は辛い、突っ込みたくても同じ場面で同じ突っ込み入れるのは苦しい!とは言ってもこれは見る側の心境の変化に寄る事でステ−ジではお馴染みの登場人物が華麗に力強く舞台を進めていく、ダ−クロ−ドは力強くカッコいい、フアイナルバトルも最前列だと大迫力だった、そしてフィナ−レになだれこむ、これが最後かと思うとさすがにぐっとくる、周りの観客がどうかなどは気にならなかった、ただ残念だったのは前回もロ−ドオブザダンスは生音を重視していないという指摘があったけど今回はなんと生音なしでした、マレ−ド・ネズビットらふたりの女性フィドラ−以外のメンバ−は今回来日しておらず、バンドなしだったのだ、あんまりだよ、リバ−ダンスはちゃんとバンド来てたよ、まさかスペシャルってこの事じゃないだろうな、多分最後の来日だと思うのでこんな事書きたくないんだけどちょっと寂しかった。
とはいえ色々楽しませてくれたロ−ドオブザダンスだし勿論スタンディングオベ−ションで見送りました、さよなら!ロ−ドオブザダンス!