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Ira Bernsteinがやってくる
ずいぶん前からIra Bernsteinさんのことはこのサイトのあちこちに書いてたと思うんですけれども、ついに来日とのことで、喜ばしい限りであります。今回掲示板での予告通りsawasakiさんから公演のお知らせをいただきましたので、メール引用させていただきます。
東京からの日帰りはちょっと難しいみたいですけど、この文章読むだけでも相当の内容の濃さがわかります。(なんとなくバンジョーウクレレが欲しくなったmoriy。ちっちゃいのに高いのよね)
チケットは今週末くらいまでならいい席が取れそうとのことなので、お申し込みはお早めに。
Ira Bernstein with Ken Inoue
「DANCE・DANCE・DANCE」
<Ten Toe Percussion in Toyono>
日時: | 2001年11月17日(土)6:30開演 |
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料金: | 一般 3,000円 割引 2,000円(60歳以上、学生、障害者の方及びその介護者) 当日 各500円増 |
会場: | 豊能町立 ユーベルホール 豊能町東ときわ台1丁目2番地の5 TEL:0727-38-7700 FAX:0727-38-6848 |
今回の公演でIra Bernstein氏はアイルランド・スコットランドからカナダ、アメリカへと歴史的ダンスの流れを紹介しながら、多くの影響をあたえたアフリカンダンスや、近代のタップダンスを同時に紹介いたします。
彼のシューズと全身からくりだされる驚異の音楽とダンスと、アメリカから一緒に来日するバンジョープレイヤーKen Inoue氏を迎え、伝統的な音楽をお楽しみいただき、また一緒に踊っていただこうと考えております。
各国の踊りに合わせて、サポートミュージシャンも出演いたします。
豊能町立ユーベルホールではIra Bernstein氏の公演が決まった事をきっかけにクロッグダンスのワークショップを実施することを決定。豊能町のジャズダンススクール50名の子どもたちと、一般公募で集まった大人7人が参加。
Ira Bernstein氏の来日後、直接指導を受けコンサートに出演予定。
第1部:
ダンスワークショップ参加者出演
イングランドクロッグダンス、スコティッシュクロッグダンス、そして、大きくアメリカに影響したアイリッシュダンス
第2部:
ラグタイム、ジャズ、フレンチ
第3部:
アフリカンダンス、Ken Inoue氏のソロ、アメリカオールドタイム、クロッグダンス
エンディング:
出演者全員がステージに上がりIra Bernstein氏とKen Inoue氏を中心に大フィナーレ
第一部・アイリッシュ系サポートミュージシャン
James Hunter
ジェームス・ハンター(ペニーウイスル・イーリアンパイプス)
アイルランドの特徴的なイーリアンパイプスをはじめ多彩な笛と、アイルランド・スコットランド・イングランドの歌でその心を伝えます。
イギリス生まれの彼は、アイリッシュルーツをもち世界各地で演奏してきました。世界各地で出会った多くの音楽を研究、広い視野で蓄えられた経験が、彼の高く魅力的な音楽を生み出しています。現在尺八の研究のため来日中です。
Peter Damashek
ピーター・ダマシェク(マンドリン、バンジョー)
世界各地をたずね、多くの文化・音楽と出会う。
多彩なクリエーティブ能力で、音楽、文学などすばらしい才能をもち、多方面で活躍。
各地での数多くのセッションを経験し、マンドリン、バンジョー、ギターなど弦楽器を通じ、新旧のアイリッシュミュージックの世界を表現。
2001年3月までインターネットのワールドミュージックレディオのDJ。
現在、アイリッシュミュージックマガジンのライターとして活躍中。
笠村温子(アイリッシュフィドル)
クラッシックバイオリニストとしてオーケストラで活動する中、アイリッシュ音楽と出会う。アイルランドを訪ね現地のパブをまわり演奏交流をし、よりその世界に感動する。
近年来日したアイリッシュフィドラーのデイル・ラスに出会い、以来毎年ワークショップをうける。
確かなテクニックに支えられた演奏は定評が高い。
第2部:ノンジャンル系サポートミュージシャン
中西 功(ドラム・パーカッション)
大学でクラッシック音楽を習う中、多くの音楽と出会い卒業後、テーマパークで音楽部門に在籍、バンドリーダーを務め、パーク内のショーの企画、制作等を手掛け高い評価を受ける。
現在、関西に拠点を移し関西、中四国を中心に活躍。
森定道弘氏(コントラバス)とのグループ「水の上」、山田直樹氏(ギター)とのデュオ「てんぐのあれ」などでも活動中。
澤崎由理子(ピアノ・アコーディオン)
ピアノを中心とし、パーカッションやボーカルとの共演演奏をするなか、ミュージカルを研究。キーボードプレイヤーとして談山神社記念事業、野外ミュージカル「弥生幻想」等での演奏。
近年世界の民族音楽の紹介や、オーケストラなどのアレンジワークなど幅広く活動。また、こどもたちとの出会いを通じて、ワークショップのあるミニコンサートの活動も始める。
第3部:アメリカ系サポートミュージシャン
赤木一孝(歌・ギター・マンドリン)
アメリカ南部の音楽「ブルーグラス」出会い深くのめりこむ。
来日したトップミュージシャン、ピーターローワンが、惚れ込みツアーに参加。多くの現地ミュージシャンからも高い評価を得る。
アメリカの伝統的なコンテスト「Galax Fiddlers' Convention」で2位入賞。
現在、男性2人によるオリジナル・アコースチックバンド「SAM」と、大阪の老舗デキシーランドジャズバンド「South Side Jazz Band」のメンバーとしてコンサートやライブハウスで演奏するほか、少人数のユニットやソロでも活動。
幅広い人々から支持を受けCD多数発売。
高木"バスコ"光介(オールドタイム・フィドル)
1979年に日本を旅行中のオールドタイマー、ジョン・ハーマンに会いオールドタイム・フィドルにのめり込む。
80年代には毎年のようにアメリカを訪れ、トミー・ジャレル、バール・ハモンズ、アーニー・カーペンターなど今は亡きオールドタイマーに出会い、カルチャーショックを受ける。
'84年には井上ケンとともに、ゲイラックス・オールド・フィドラーズ・コンヴェンションでオールドタイムバンド6位入賞。
'91年にはアパラチアン・ストリング・バンド・ミュージック・フェスティヴァルでノン・トラディッショナル・バンド部門3位入賞。
2001年には井上ケンらとともにニューリケンストリグバンドとしてマールフェスに出演。
現在、"はっぴっぴ" "Bosco Brothers with Heja"でフィドルを弾く。
CDにOld Time from Bosco's Half Way Homeがある。
坂野"ヘジャ"惠子(歌とバンジョーウクレレ)
井上一美によって結成されたクロッグ・ダンス・チーム "コーンクリーククロッガーズ"のオリジナルメンバー。
'91年アメリカ旅行中にバンジョーウクレレを手に歌い始める。バスコとともにアパラチアン・ストリング・バンド・ミュージック・フェスティヴァルでノン・トラディッショナル・バンド部門3位入賞。
2001年マールフェスにも出演。"Bosco Brothers with Heja"で歌とバンジョーウクレレを担当。
参考サイト:"Fellows" OLD TIME MUSIC-LOVER