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今回は楽譜を取り上げてみようかと。
現在リバーダンス関連の楽譜でamazon.comで手に入るものというと、
『Riverdance: The Music』
『Selections from Riverdance for Easy Piano』
『Selections from Riverdance : Arranged for Fingerstyle Guitar』
といったところが見あたります。このほかにも
『Selections from Riverdance for Pennywhistle with CD (Audio) 』
なんてのもあったりして(2001/5/14現在まだ出版されていません)。
あと、ブラスバンド用のスコアとか、合唱用スコアもあるようです。(実物を見てないので自信なし)
よくわからないその他諸々は後で記事にするとして、とりあえずいま手元にある『Riverdance: The Music』と『Selections from Riverdance for Easy Piano』をご紹介しましょう。
■『Riverdance: The Music』(全20曲)
まえがきに、Bill Whelanさんご本人が「伝統音楽の手法を取り入れて(現代において)作曲することの難しさ」みたいなことを書かれてます。長い伝統を持つ音楽を「かすかな足音も大きく響き、ささやき声で話すことさえためらわれる教会のなかにいるように感じる」と表現されているのがなかなか興味深いところです。
続いて各曲についての解説。『Reel around...』の後半のReel部分が、もとはRiverdanceとは関係なく、Michael Flatleyのために書かれたもので、Michaelがそれを『the Show』の演目のなかに入れることを勧めた、とか、曲にまつわるエピソードや曲の構成についてのコメントがまた面白い。
- Reel around the Sun
- 楽譜は1段で、air部分(ロウホイッスル)、テンポアップ部分(バウロン&ガドゥルカ)、メインのReel部分(アコ&フィドル)までずーっと続いてます。ダイヤグラム(コード表)も併記されてます。
- The Heart's Cry
- ボーカル(ソロとコーラスの2段)と、ピアノ伴奏の譜で、コード表記はありません。詞は書いてあります。
- The Countess Cathleen / Women of the Sidhe
- 伴奏のギター(部分的にTABつき)とメロディ(フィドル他)の2段。
- Caoineadh Cu Chulainn (Lament)
- イリアンパイプス(ってもなかなかもってる方いないと思いますけど(^_^;))のメロディにダイヤグラムがついてます。
- Shivna
- ボーカル(途中から2段になります)とピアノ伴奏。コード表記なしです。詞もついてますけど、まず発音の勉強しなきゃ。
- Firedance
- 全編TAB譜です。
- Slip Into Spring
- TAB譜の伴奏にサックス&アコのメロディ。
- The Harvest
- メロディ1段にコード表併記。フィドルVSパーカッションのアドリブ部分はありません(^_^;)。
- Riverdance
- "Cloud Song"部分はボーカルのメロディとピアノ伴奏といった感じ。Slip jig(女性プリンシパルソロ)部分以降はReel(男性ソロ)部分〜最後のアンサンブルまでメロディにダイヤグラム併記。
- American Wake
- メロディ1段にダイヤグラム併記。
- Lift The Wings
- メロディ1段にピアノ伴奏、ダイヤグラム併記。
- Heal Their Hearts
- これもメロディ1段にピアノ伴奏、ダイヤグラム併記。
- Freedom
- メロディ1段にピアノ伴奏、コード表記なし。
- Trading Taps
- サックスvsフィドルのメロディにダイヤグラム併記。ダンサーが踊る部分を一部休符で表現していますが、アドリブで盛り上がる部分まではさすがにサポートしてません。
- Macedonian Morning
- メロディ1段にダイヤグラム併記です。
- Marta's Dance / The Russian Dervish
- 15/16ってのもなかなか見ない楽譜ですよね。前半『Marta's Dance』部分はメロディ1段にアコの伴奏1段。コード表記なし。後半『The Russian Dervish』はメロディにダイヤグラム併記。
- Oscail An Doras
- メロディ(途中コーラスが入って2重になりますが)にピアノ伴奏。コード表記なし。詞も書いてありますけど・・・読めないんですよねえ。
- Andalucia
- 全編TAB譜です。
- Home And The Heartland
- ボーカルのメロディ1段にピアノ伴奏。ダイヤグラム併記。
- Heartland
- メロディ1段にダイヤグラム併記。途中の男性ソロ〜群舞のアカペラ部分は当然抜けてます。
■『Selections from Riverdance for Easy Piano』(全13曲)
ピアノ演奏用の楽譜集です。まえがきは『Riverdance: The Music』と同じですが、各曲の解説はありません。内容的には、『The Heart's Cry』など歌の曲も「メロディ+両手で伴奏」の弾き語りアレンジではなく、「右手でメロディ、左手で伴奏」というアレンジになっています。シンプルですけど、CDや実演を聴き慣れた方が聴いたら寂しい感じになってしまうかもしれませんね。
なぜか目次はABC順に並んでいますが、ここでは掲載順に曲名だけ並べます。
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- The Heart's Cry*
Riverdance
(途中のSlip jig部分までで終わっています。)
The Countess Cathleen
Women of The Sidhe
Shivna*
The Harvest
American Wake
Lift the Wings
Home and the Heartland
Heal their Hearts
Macedonian Morning
Oscail An Doras*
全曲、指使いのガイドが数字で書いてあります。*印のついているもの以外はすべてコードネーム併記ですので、アレンジのできる方はご参考に。
入手方法
「Airおすすめ本・CD」で紹介しています
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