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トントン、RDの舞台裏を行く |
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既に日本を離れ、皆様にとっても素晴らしき思い出となりつつある(であろう)「Riverdance2000 Japan Tour」について、一生の思い出となる、そして二度とないだろう経験をしましたので、記憶が薄れる前に記録に残しておこうと思います。 日時:2000.11.23(祝)昼公演終了後 経緯の詳細は省かせていただきますが、今回ラッキーにもRDのバックステージを見る機会を得ました。そのことをまとめたのが、このレポートです。なお、この際に日本側スタッフの方にも非常にお世話になりました。今更ですが改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。 この日の公演直前にやっと、案内してくれる方(Riverdance Orchestraの一員)と楽屋3Fの部屋で会うことが出来ました。彼に私が「トントン」だと分かってもらえた時には私たちの話を聞いていた部屋中のみなさん(ほとんどが外人)が「おお、良かった」と大拍手。嬉しいやら、恥ずかしいやら、ホッとするやらでした。 この時は開演時間が迫っていたこともあり「公演後にまた会いましょう」と約束して、私と友人(RDは初体験、但し英語は私より遙かに達者)は一度楽屋を後にしました。その昼公演を楽しんだ様子は、公演レポートの通りです。 公演終了後、バックステージパスを日本側スタッフにいただき、友人とともに3Fに戻りました。 と、そこでは昼公演を終えたばかりのダンサーさんやミュージシャン達が・・・。時はまさにお食事タイム!! 私の前をフィドルのMairin Fahyさんがご飯&天ぷらのお皿とかを持って通っていきます。ダンサー達もいっぱい通ります。 そしてなんと、夜公演でLeadを踊られるであろうBreandan de Gallaiさんが私の前を通っていきました!!! 「あー、声をかけたいけど、案内して下さる方とまだ会えていないところで声をかけて良いものかどうか」かと迷い、結局声はかけられませんでした。(←かなり後悔!!) その後、結局楽屋口で案内してくれる彼と再会。「タバコを吸いたいので、ちょっと外に行こう」ということで、外で数分話しました。「アイルランドに行ったことは?」とか「ダンスはするの?」とか・・・。「RDは何回見たの?」の問いに、「今日で7回目」と言ったら驚いて見せたので(でも7回見た奴なんて世界中に山のようにいるでしょうに!)、「5月にはブロードウェイを3回見てきた」と言ったら、「その為にNYに行ったの?」と聞いてきたので、「そうだ」と言ったら、これは本当に驚いてました。(「でも"Homecoming"を見にアイルランドまで行った人もいるよ」といったらまたまた驚いていましたよ。) 彼が一本吸い終わったところで、「じゃ、バックステージに行こうか」ということで、また楽屋口へと向かいました。すると、楽屋口に昼公演でLeadを踊った Sean Kelliher さんが・・・。「すごく良かったよ」とは言えたものの、この時はまだ舞い上がっていて写真とかサインとかまで頭が回りませんでした。今考えるととっても悔しいです。 歩きながら、「この公演とブロードウェイ、どっちが好き」と聞かれ、私はつい「うーん、ブロードウェイかな」と答えてしまったところ、「じゃあ、ツアーは無しにしよう」と言われてしまいました。もちろん彼の冗談ですが、後々までこのネタでからかわれました。 まずは4Fへ。ここはステージのあるフロアです。案内されて、Singersの使う蝋燭を見たり、「このコンピューターで制御して、あのプロジェクターを使って舞台に背景を投影するんだ」とか説明を聞いたり、山のような機材の間を抜けつつ、舞台向かって右の袖まで来ました。ちょうどその時は、舞台は清掃中で残念ながらステージに出ることは出来ませんでしたが、しかし何の不満があるでしょう!? その次は舞台左手のオーケストラエリアに。 私たち以外にも、舞台裏には見学の方がいらっしゃっていて、アコーディオンを教わっていたようです。私たちも彼の席に行って、実際に楽器にも触らせてもらいました。こんな経験なかなか出来ませんよね。私が楽器を出来ればもっと楽しめたのでしょうが・・・。ともかくここで初めて写真を撮ることを考えつきました。うーん、その前から撮るべきであった・・・。 このオーケストラエリアに行くときに少しだけステージを歩きました。感触ですがそれほどソフトではないようでしたが、こればかりはよく分かりません。 その後エレベータで3Fに降りる際に、脇にあるワードローブスペースを見せてもらいましたが、なんとそこでは Maria Pages さんが休憩中でした!!! 彼が「Mariaだよ」と言ってくれたので、「彼女にはブロードウェイで会ったよ」と言ったら、それを聞いて Maria さんがわざわざ私たちの方までいらして下さいました。 そこで「その時の写真を持ってるよ」と言って、NYで一緒に撮った写真を見せたら、とても喜んで下さいました。他の Susan さんや Eileen さんの写真を見た時は少し懐かしそうな表情も見せていましたよ。 ここでも彼女と一緒に写真を撮らせていただきましたが、私が茶坊主にも「2月の貴方のカンパニー公演を楽しみにしています」と伝えると嬉しそうでした。 彼女は本当に気さくで、私もまた会えてとてもうれしかったです。 案内してくれた彼は私を「彼はトントンだよ。もうRDを7回も見ているんだ」などと、会う人会う人に紹介してくれたのですが、キャストの方もみんな「こんにちは」「それはすごいね」と気さく話をしていただいて、とてもうれしかったです。 でも、会う人が多すぎて、とても覚えられませんでした。皆さん、ご免なさい!!(因みに私の紹介も「RDを見るために世界中を回ってるんだ」とか「彼は何度も見てるいるから、間違えたらすぐ分かっちゃうんだよ」とかなり大げさになっていきました。おいおい。) 結局30分以上も案内していただいたでしょうか? 彼は、多分食事もまだだったと思うので、大変申し訳なかったのですが、今回のご厚意はすごくうれしかったです。 最後に、楽屋口に戻ってきたところで、フィドルのMairin Fahyさんとお会いしました。そこでも彼女と彼と一緒に写真を撮らせていただいて、私の記念すべき時間は終わったのでした。 結局撮った写真は10枚もなく、とても少ないのですが、想い出はたくさん残っています。いただいたバックステージパスは公演プログラムに貼りました。まさに一生に一度の経験でした。 なお、彼には後日感謝の印ということでプレゼントを手渡しました(はい、正直に言いますとこれを選んでいて昼のオフ会に遅れました。ごめんなさい!)。 また会う機会があるかは分かりませんが、一期一会の想い出ということで。 RD 2000 in Japanトップへ |
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