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Thank you and God bless! |
12/17夜 Kazuさん mackyさん Chitoseさん とんがりやまさん Q-TIPさん |
感動と興奮のあまり言葉を失うことの幸せ! 公演実現に尽力された全関係者の方に感謝。 そして、最高のパフォーマンスをしてくれたキャストの皆さんの情熱と才能と計り知れない努力に、ただ感謝。 今、私から彼らに贈る言葉は 11/26東京公演(マチネ)鑑賞。 Riverdance peopleの情熱、愛国心、民族の誇り、そして人類愛に突き動かされ、気がつくとネットオークションで千秋楽チケットを落札していました。 11/26の公演と、この千秋楽はまったくの別物でした。あらゆる意味で次元が違いました。(だから優劣比較をするものではないのでしょうね。) 私自身、東京公演を随分批判的に観てしまったことを反省し、自分のアタマを一度リセット。新たな気持ちでテンションを最高潮にして大阪城ホールへ。祈るような気持ちで待っていました。 そして、開演・・・・・・全身が震えて来ます。 REEL AROUND THE SUN 最初のステップから、目を見張るほどの気合の入りよう。空気がまるで違う。そして手の振り、足の角度、上げ方、キメ方など全てが2割、いや3割以上大きく、すばやく、力強く、華やか。ワザと振りを大袈裟にしているのでなく、そうなってしまう、という感じです。「これで最後だ〜!」という(やっと終わった万歳!とか、名残惜しいな、とか様々あるでしょう)キャストの思いが全部踊りに表れてる! 千秋楽はキャストもノって当然と思いましたが、予想以上でした。すごい気迫があるのに、同時に最高にのびのびしている! THUNDERSTORM 、ダンサー吠えっぱなし。私も配偶者も一緒になって吠えました。ウォー!その後、キャストは皆絶え間無く歓声を揚げていました。 あらゆるところでアドリブが入り、11/26の公演には無かった振りが次々と。いつものターンやジャンプも回数が増えている。 TRADING TAPS のサックス、 ジャズ風からロック風までアレンジを聴かせる中に、ちらっと「真っ赤なお鼻のトナカイさんが」のメロディを織り込む憎さ。そしてタップのアドリブが長いこと、長いこと。踊りを止めたくないと言っているかのよう。私も心で「止めないで!永遠に踊っていて!」と叫んでいました。 そのほか、全てのSCENEがエネルギーに満ち、見ている私はそのエネルギーに巻き込まれる、という感じ。 初めてこの目で見たブランダンさん。 歌舞伎的に「溜め」て、きもちほんの少し遅れさせてきりりと見栄を切る。そのあと流れるような動きを続けて・・・硬軟とりまぜたメリハリ、そして安定感のある踊り。大地を感じました。 ジュリーさん。 ブランダンさんとのバランスが絶妙。ジーン姫とは全く違う個性なのに違和感がなく、アイルランド女性の愛と生命力の象徴になっていました。 マリア姉さん。 もう何も言う必要がありません。人間の姿を借りた女神との再会。 この3人はもちろんのこと全てのキャストのテンションが、時間と共に暴走するかのよう。それは凄まじいほどの波動となり客席を打ちました。 ラストのリバーダンス、気が遠くなりそうでした。地の底から響いてくるような力強さ。一糸乱れぬステップ。息が詰まるほどの同調性。人間業じゃないよ! NY公演ビデオのパフォーマンスを完全に越えていました。 前半シャイで、レスポンスが鈍かった客席も最後はキャストの熱情に心を乗っ取られたも同然。拍手の嵐。アリーナ総立ち。スタンドも半分以上スタンディングだったでしょうか。 会場の音響の悪さ、コレットさんの不調、モーガンさんの欠場、ロシアダンサーの転倒などネガティブポイントがあるにはありましたが、そんなことはもうどうだっていいの!小さなマイナスなんてこの大きな渦に飲み込まれて帳消し! プリンシパル二人が、名残惜しそうに手を振り去って行った時全身の力が抜けて、立っているのがやっとでした。今自分の目で見たのは本当に現実だったの? ぬぐってもぬぐっても、涙が滲んできました。 外はあいにく一日中小雨がそぼ降っていて息が白くなるほど寒かったのですが、冷たい雨に打たれながら大阪城ホールを後にする心は熱く、熱く、疼いていました。 肩を寄せ合うように一緒に駅まで向かった大勢の観客は皆、本当に幸せそうな顔をしていました。 ああ、すっごく楽しかった! 20世紀のエンディングを、こんな感動で締めくくることができるなんて! Thank you again and God bless! RD 2000 in Japanトップへ |
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