11/25昼
おきくさん
美絵さん
トムさん
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怒濤の当日券並び、おきくさんのレポートです。お疲れさま&ありがとうございました! |
- ■はじめに
- 9:45頃に当日券購入の列に並ぼうと思って国際フォーラムまで来たら、まだ建物の扉が閉まってました。
「当日券購入の方はここに並んでください」との看板があったのですが、まだ誰も並んでいませんでした。20日夜に続いて、またしても一番のり。
10:10頃に会場の方から説明があり、「本日の当日券の枚数がかなり少なく、購入できない場合もあることをご了承ください」とのことでした。
10:30ごろになってやっと建物の中に入れてもらえて、当日券販売開始の11:30には50人くらいの列になっていました。
今度の席は1階の21列目のかなり右側でした。
ちょうど1階席の前後を分ける通路から前の一番最後の列で、PAブースと右の壁の中間の席でした。斜め右からの角度ではありますが、ステージ全体が見渡せる席でした。2階席よりも前後の段差が少ないので、見通しは前の人の座高の影響をかなり受けますね。
- ■今回のプリンシパル
- プリンシパルは男性がRyan Carrollさん、女性はRoisin Cahalanさんでした。
Roisin Cahalanさんは20日昼の公演でもプリンシパルでした。今回も迫力のある演技で、いいタップの音を聞かせていました。たぶんRyan Carrollさんよりも音が大きかったと思います。Roisin CahalanさんはRiverdance Internationalで途中こけかかりましたが、その後はなにもなかったように演技を続けていました。足首を傷めていないかが、ちょっと心配です。「ぐきっ」って音がしそうなこけかただったので。
Ryan CarrollさんはBreandan de Gallaiさんほどの存在感はないものの、かなり安定していました。
あっ、彼もRiverdance Internationalでは皮ジャケットを着てました。中にもきちんとシャツを着ています。(笑)
20日昼の公演で男性プリンシパルだった方は、Trading Tapsの時にRyan Carrollさんの左にいたようです。
- ■マリア姐さんにためいき
- 今回の席は一番ステージに近かったので、マリア姐さんをたっぷり堪能できました。
特にFiredanceでソロで回転を繰り返すシーンはステージの右のほうでやりますので、目の前に見えました。
マリア姐さんは出番も多いし、昼も夜も出ているのに、全然動きの切れが変わりません。感服です。
- ■ハードシューズ女性ダンサー群のタップ音が凄い
- DVDで聴いているとハードシューズでも女性ダンサーのタップは小さく聞こえるのですが、なかなかどうして。実際にはかなり大きくて、体に響きます。
DVDのつもりで舞台を見ると、Reel Around The Sunの先頭からどぎもを抜かれます。
- ■ロシア人ダンサーが元気!
- この日に限らないのですが、ロシア人ダンサーの動きがとても大きく、元気に見えます。
特にThe Russian Dervishでの人間メリーゴーランド(プロレスの技の名前のようだ)はダイナミックでした。
衣装も綺麗ですし、お客さんの反応もいいようです。
変拍子なのに、手拍子が大きかったです。
女性ダンサーもDVDの娘よりもかわいく見えます。(笑)
- ■ジャズ・タップ・ダンサーも元気!
- Trading Tapsでのことですが、この昼の公演でも、20日夜の公演並にジャズ・タップが長かったです。
Rolondas Hendricksさんをはじめとする3人はかなり速いタップでも息がぴったり。
私が見た3回の中で、アイリッシュ・ダンサーがジャズ・タップ・ダンサーを真似るシーンは、今回が一番おちゃらけていたように思います。ジャズ・タップ・ダンサーがアイリッシュ・ダンサーを真似るシーンはどの回もおちゃらけたっぷりなのですが。
- ■サックス、アイリッシュ・ドラムの人、うまい!
- バンドのサックスとアイリッシュ・ドラムの人、上手ですねぇ。
サックスの人でこれだけうまいと思ったのは、本多俊之さん(映画「マルサの女」の曲を作った人)以来です。
アイリッシュ・ドラムの人、私が見た3回では20日の昼が一番うまいと思ったのですが、アイリッシュ・ドラム一つ(と、ばち?)でいろいろな音を聴かせてくれます。
(moriy注:バウロンとビーター、ともいう)
その反面、フラメンコ・ギターは演出なのか、音を飛ばしかけて、会場に別の意味の緊迫感を与えています。(笑)
- ■全体を見たいなら、2階席のほうがいいかも
- 今回の公演で3回会場に足を運んだのですが、最初の2回は2階席で、今回が初めての1階席でした。
2階席だと斜め上から見る感じになるので、ステージ全体が見渡せるのですが、1階席だとステージの自分に向いている側の横の面しか見えません。そのため、Reel Around The Sunでダンサーが順に体の向きを変えるシーンや、The Russian Dervishで女性ダンサーが回転するシーンなどは、上から見たほうが綺麗なので、2階から見たほうがよかったなと思いました。
また、ストッキングや衣装が黒い系統のものだと、横から見たのではタップする足の背景にあたる壁が暗くて、足の動きがわかりにくいところがあったのですが、同じシーンを2階から見ると足の背景にあたる部分がダンサーの斜め後ろの、光のあたっている床になるので、足の動きが見えやすいことがありました。
1階で見るのも、2階で見るのも、一長一短ですね。
- ■おわりに
- RiverdanceのCDって何枚か出ていますが、今回の演目でCDに収められていない曲も結構ありますよね。
Firedanceの後半の曲とか、Home and the Heartlandとか。こういう曲はCD化されないのでしょうか? 来年演目が変わるそうですから、その演目の曲と合わせて一気にCD化されるとうれしいのですけれど。
(moriy注:ん、演目が変わるとな? これは確認しなきゃですが、どなたか情報をお持ちですか?)
- ■おまけ
- Riverdanceを見た後、有楽町にあるアイリッシュ・パブっぽいお店に行きました。このお店かなりお客さんが入っていて、お店の人もてんてこまい。
カウンターに座ったら、「いつもはこんなに混んでないのに、今日はすごいんですよね。近くでなにかあったんですか?」と色の白い松崎しげる似の店員に問われました。
このイベントのことを伝え、夜にも公演をあることを伝えたら、店長らしき人と「夜に(混雑の)第二波が来るかもしれません。どうしましょう。」「忙しいのはいいことじゃない?」と会話していました。
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