Beyond:リアルEileen姫への道(その3)
「すいません、これって、オリジナルのドールとか作れるんですか?」
ボークス新宿ショールーム[volks.co.jp]でお店の方に聞くと、
- 「フルチョイス」といって、いろんな部品を組み合わせて1体作ることができる
- 「フルチョイス」は、ショールームでは注文できず、専門店である「天使のすみか」か、京都にある「天使の里」に行かなくてはいけない
- オリジナル衣装の受注はしていない。自分で作るか、市井の職人さんを探して相談して欲しい
とのこと。
うちに帰ってボークスさんのサイト[volks.co.jp]をあちこち見ていると、そのクオリティの高さと、一方で非常に独特な世界があるというのがわかります。
ドールに人格を持たせて、「購入する」と言わず「愛娘をお迎えする」と言うんですな。あと、なんというか、耽美的というか、自己愛の拡大というか、そんな感じが満ちてます。
翌週、新宿アルタ6階の「天使のすみか・新宿アルタ店」[volks.co.jp]へ。
店頭には新作モデルが展示され、販売予定を伝えているらしき表示がいくつか。
店内に入ると、いろんな衣装やら部品が売られています。幼児のドールなんかも。「お迎えセレモニー」用の場所もある。数人のゴスロリな女の子たち。自分を人形化するだけでは飽きたらない人には、ドールというのは良い趣味なのか知らん? それとも逆か? ドールで満足できない人が自分を人形化していくのか?
そんなことはともかく、カウンターにいらっしゃった関口さんという男性に声を掛け、こういうことを考えているのですが、どうですかね? と聞いてみる。
- フルチョイスを使えば、目の色や頭の形、体型を選べる
- 京都の職人さんが手がけるメイクで顔の印象が決まるので、かなり近いものができるはず
- モデルがいるのであれば(←アイリーンさんのことね)、その方の写真を持ってきてもらえると話が早い
- 衣装を自分で作って、「天使のすみか」で委託販売しているような人もいるので、自分でそういう人にコンタクトして作るという手はあるかも(斡旋してくれるわけではない)
とのことなので、まずはどんなパーツがあるのかを調べるべく、カタログ的な本を購入。
この本、かなり充実しているので、興味のある人はアマゾンあたりで買ってみてください。 「スーパードルフィーパーフェクトカタログ 3 新版 (3) 」
背の高さは570mmで頭が大きい感じ。身体のバランスとしては13歳(SD13)という設定らしいです。
(SD16という16歳設定のモデルもあるんですが、現時点ではフルチョイスには未対応)
選べるバリエーションとしては、
スキンカラー :全2種(フレッシュ、スノー)
頭部: 全29種
グラスアイ: 全22種
ウィッグ:全186種(スタイル10種×カラー18種+その他6種)
まつげ:全12種
胴体:全9種(ノーマル、可動、可動美乳、サーティーン、男の子)
腕: 全3種(ノーマル、ロング、スレンダー)
手首:全7種
脚:全3種(ノーマル、ロング、スレンダー)
足首:全5種
がある。まあなんとかなるのではないかと。あとは衣装をどうするかなんですけれど、ここで強力な助っ人が登場。